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着付の補正は太って見える?

こんにちは🌞株式会社elementsのひかりです!

今回も新人の私が着物を学ぶために日々会社の先輩に教えていただいたことをシェアしていきたいと思います☺


補正をしたら着物美人


先日、先輩に着物を着せてもらいました☺
先輩「着物を着るのにタオルもって来てね~!」

着物を着るために「補正」が必要ということを知らず「タオル????」と不思議に思っていたんですが、補正にタオルを使うのが一般的なんですね。

着付けてもらうとき、タオルを胸の上あたりと腰に入れてもらいました。
そこでちょっと疑問というか、心配になったのが・・・

「太って見えない?」

ということです。
だって体の凹凸を無くしちゃうんですよね!?
洋服だったらくびれがあったほうが綺麗に着られますし・・・
と思い、先輩に聞いてみました!!💦笑

【結論】
正しく補正すれば太って見えない
(むしろ補正しないと綺麗に見えない!)

とのことで・・・
先輩曰く、着物は補正をしてくびれを無くすことで美しく着られるんだそう。

先輩は補正なしと補正ありの着付けを見せてくれました。
写真が無いので、イラストで見るとこんな感じ→

先輩「どっちが太って見える?」
私「補正なしのほうです!それに、あまり綺麗に見えないですね・・」

イラストでも分かる通り、補正って大切なんですね。
補正無しだと逆に太って見える場合があるし、なんだかだらしない感じがあります。


身体のラインを見せない美しさ


洋服文化の普及で日本人は皆洋服を着るようになりましたが、洋服は身体のラインを強調して美しく見せるようにつくられています。

一方着物はそもそも直線の形につくられ、くびれなどは考慮されていないそう。

「洋服にしても着物にしても、綺麗に着られる形がある。できるだけその形に近づけてステキに着たいよね。

洋服だったらダイエットしてミニスカートを綺麗に履きたいとか、スマートなスキニーを履けるようになりたいとか。

着物の場合は、自分の体に合うように仕立てたり選んだりするのは大前提として、正しい補正をすることで理想の着姿に近づくんだよ。」

この言葉で私は妙に納得。
洋服とは全く違う衣服なので、西洋的な常識とは少し違うんですね。

それに昔の日本人は現代人よりも華奢で、着物に合った体系をしていたのかもしれません。
くびれがあり胸やお尻が目立つ「西洋的な美」が一般的になっている現代ですが、着物を着るときは日本人らしい体形に近づけたほうが綺麗に着られそうですよね!

私はまだ自分で着物を着られませんが、ステキに着られるように練習していきたいと思います!
また次回からも少しずつ更新していきますので、読んでいただけると嬉しいです☺