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神との日常⑥「成長すればするほど、課題が難しくなるわけ」

神「他に君が伝えたいことがあるんではないかい??」

 
光「はい、たくさんあります。さらけ出していいですか?」


神「どうぞ。これは君が作っていく表現の場だ。君が作りたいように作っていけばいい」
 

光「そうは言っても、大半が愚痴になってしまいますので、やっぱり辞めます。読んでいる人は、気持ちよくないでしょう。神の言葉の方が知りたいでしょうから、神から答えて下さい。質問は、「成長すればするほど、壁が高く難しく感じるが、それはなぜか? 成長すればするほど、課題は楽に乗り越えられるものではないのか?」
 
 
神「幼稚園では幼稚園の学びを、小学生は小学生の学びを、中学生は中学生の学びを、高校生は高校生の学びがあり、大学生は大学生の学びがある。そして、大人は大人の学びがある。
 
中学生になって、幼稚園の課題を出されても、簡単に乗り越えるだろう。しかし、小学生が大学生の学びをするのは、場違いだ。
 
ステージが上がれば、学びも難しくなっていくのは、自然なこと。また学びや課題は、今までやったことがない分野の課題が多いため、非常に難しく感じる。子供を授かることも、そうだ。今まで勉強や仕事が優秀だったからといって、子育てが上手くいくとは限らない。
 
人間関係の課題がクリアしたら、次は、健康についての課題が訪れるかもしれない。人間関係がクリアできたからといって、健康についての課題もすぐクリア出来ることではないのは理解できるだろう。
 
自己成長や学びを進めていく事は、様々な新しい課題を乗り越えていくという事であり、一つクリアしたからと言って、次も簡単にクリアできるものではない。
 
大枠の『課題の乗り越え方』は、上手くなっていくことだろう。そうだろ?」

 
 
光「課題の乗り越え方?。崖から飛び降りるぐらいの覚悟のことでしょうか??それなら、慣れましたかね。私は今まで何回、決死の覚悟を持って人生を進ませてきたことか」
 
 
神「そうだな。何事も人生に覚悟が必要だ。自分の人生を自分で切り開いていく覚悟があれば、どんな課題も乗り越えていけるだろう。一ついいかな??」
 
光「一つでも二つでも、どうぞ」
 
神「自分で人生を切り開いていくと聞くと、どんどん行動して実践して、突き進んでいく事だけだと思っている人がいるが、実はそうでもない。行動で示していく課題も多いが、考え方に変化を伴わせていく方法も多くある。

たとえば、病気や怪我の場合。何がなんでも、早く復活するぞ!と、無理してリハビリをするのは、違う場合がある。病気や怪我にも、意味がある。今までと同じ働き方や生き方をしていたら、また身体を壊すよ!もっと身体の声を聞いて、身体を休ませて!と言うサインかもしれない。そういう場合は、行動ではなく、考え方を新しくしていく必要があるのだ。体調不良が続いたり、前より身体が弱くなったなと感じたら、考え方を変化させる課題かもしれない。考え方を変化していくというより、考え方を更新していく、バージョンアップしていくと捉えると良いだろう。何か質問は?」

 
 
光「いえ、何となくわかったと思います。でも何となくで、ふんわりとしています。とりあえず知識として知った程度で、まだ心にまで理解していない部分もあります。これでいいんですかね?」
 
 
神「それでいい。あとは、行動して経験をして、確信に変化していきなさい」
 
 
光「はい。大学生が幼稚園生をみて、『いいな、遊んでばっかりで、ずるいな』と嫉妬を抱くことは、もう辞めますね。」
 
 
神「どちらが幼稚かは明らかである。後ろではなく、前を見なさい」
 
 
光「はい・・・。」

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