宇宙の館「支え合う仲間。もたれ合う仲間」

「人が縁を運んでくる。しかし災難を運んでくる人もいる。

誰と一緒にいるか、誰と仲良くするのかの判断は、とても重要だ。またなるべく災難を避けたい場合は、自分が良いエネルギーでいる事。お金の為に自分のエネルギーを下げるな。誰かから良い人だと承認してもらう為に、大切なエネルギーを注ぐな。

エネルギーも時間も愛もたくさん自分に注げ。自分が満たされて、それから誰かに注ぐことが出来るという事実を忘れるな。

そして誰かにコントロールされるな。親であっても、夫や子、恋人であっても。他人に自分の人生の舵を取られてはならない。自分が人生の先頭を歩き、その後ろに家族や大切な人がついてくる。先頭を誰にも譲ってはならない。先頭を誰かに譲ってしまったら、それは他人の思うように生かされている人生となっていく。

一時的に、1人を経験するかもしれない。しかし前を向いていれば、必ず仲間と出会える。1人になるのが怖いからと、そこに留まるのではなく、自分の人生を取り戻す為に、立ち上がることを願う。

人は皆、自分の人生の先頭を歩く力を持っている。新しい縁に出会いに行け。」

ヒカリ「人間は皆、1人ぼっちや孤独が嫌なんだ。だから自分もそこに留まる。そして誰かが違う道に行こうとする人がいたら、留まらせようと足を引っ張る。みんなで、そこに居ることで安心を得られるんだと思う。ちょっとでも、違う方向を向くのは良くないと思っている。1人ぼっちになるのが怖いから、仲間と群れている方が楽だから。」

門番「フン。それが本当の仲間だと思っているのか？いざ何かあった時、そいつらが助けてくれると思っているのか？　またお前は、そいつらが困ったことがあった時に、支えてあげられる術を持っているのか？　それは支え合っているのではない。ただ倒れないように、もたれ合っているだけだ。しかも誰でもいいような、薄い関係だ。そこからいち早く出て、誰かを支えていけるように、自立しようと決めろ。先頭を歩く者は、支えてくれる仲間は多くいるが、自分で歩いていける強さも持っている」