春に向けて
以前なるべく人のためになるようなことを書きたいと思っていた時期があって、頑張っていたのだけれど、今はそういう意欲が全く薄れてしまった。私はほんとうに飽きやすい。
あまり公に書けないなと思うようなことで書きたいことがいろいろあるのだけれど、それぞれのSNSでいろんな人と繋がりすぎてしまって、適切な場所が全く無いなあと思う。
去年の夏は就職活動をしていた。転職サイトを使っていたのだが、転職サイトにもマッチング機能があって、転職希望者と企業をマッチングする際に、企業側の条件と転職希望者の履歴書をAIで自動的にマッチングするタイプと、(そのマッチングも参考にすると思うのだけれど、おそらくその上で)企業が転職者個人の履歴書を見て(という前提で)ぜひうちに応募してくださいと連絡をくれるタイプの2種類がある。(もちろん、お誘いが来たからと言って必ずしも入社できるわけではない。)
その、後者のスカウト機能を通じて連絡を頂けた会社にしか応募をしていないのだけれど、十数社受けて面接までしてもらえたのが一社だけ。採用になったのはゼロであった。振り返って、私もこの年の未経験者は採用しないなーと思う一方、スカウトされたのになーという気持ちもあるが、スカウトもたとえば2名の募集に対して50名くらいに送っているのかもしれない。いやもっと多くの人に送っているかもしれない。
と言っても、WEBの履歴書は一度入力してしまえば後はそれを閲覧してもらうだけなので、20年ほど前のように一枚一枚手書きをして、それを個別に郵送なんてしていないことを考えれば、たいした労力はかけていないのだけれど、それでも落ち続けると、思っていたよりはなかなか精神的に辛いものがあるんだなあということを改めて思う。
5年ほど前に、もう人生で履歴書を書くことはないだろうと思って会社を辞めたのだけれど、あっさり履歴書を書いている。自分らしいなとも思う。正確に言うと、紙に書いてはいないけれど。
それでも、私は転職が多いので職務経歴書を作るのがほんとうに大変だったし、ああ、私が採用担当だったらこの人とらないなあとつくづく思う。思うが、もうそんなものは書かないからいいのだと思って生きて来たので、やっぱり今こうやって落ち込んだりしている。そんな落ち込みも長くは続かないのだけれど。
と思ってしばらく中断していた就職活動だけれど、今日久しぶりに面接に行って来た。実際訪れてみたら、こんなに楽しげな雰囲気の会社がこの世に存在するのか…ということを思った。クリエイティブ系ってみんなんこんな感じなんだろうか。おそらく皆遠くはないと思う。どうして今まで、そういう方面を志さなかったんだろうか。自分の生き方に近いところがあったなあという気がするのに。でもまあそれも仕方ないし、これから先ずっと悩むこともないと思う。
今日面接の中で出てきた言葉、私は60点がたくさんあるみたいな…というのが、すごくわかりやすい自分の表現だったなあと思った。
雰囲気が和やかすぎて私も調子に乗りすぎて、面接時間が1時間20分くらいになっていた。
後から、ああ言えばよかった、用意したものを結局見せずに終えてしまったとかいろいろ後悔も出て来たけれど、私にこの求人を教えてくれた人とLINEをしていたら、振り返ってはいけません^^と言われ、スッと気持ちが切り替わった。なるようになるでしょう。
というこの文章も、関係者の方に読まれる可能性も無きにしも非ず。別に読まれてもいいのだけれど。
最近感じてる心のモヤモヤとかは、書く場所がなかなか無いなあと思っている。話の通じなさについてなど。でも、朝までそんなことをぐるぐる思っていたけれど、今はだいぶ気分が変わっている。
採用されなかったとしても、今年は新しいことをやっていきたい。気持ちを改めていきたい。とても楽しい面接が、ほんとうに良い体験になった。
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