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迷い犬を見つけたとき。何かを拡散したいと思うとき。

今朝、山下さんのこの記事を読んで、いろいろ考えた。

そう、twitterでもよく見かけるけど、超拡散したいと思われている超ローカル情報がまわってくることがある。

何万とかリツイートされているけれど、このリツイートのエネルギーを、なんとかその地元に直接向けることはできないんだろうかと思うことが、よくある。

そして、迷い犬を見つけた山下さんたちの行動・・・

ツイッターでよく見かける、迷子犬情報としてツイートした方がいいのだろうか?と思っていたけれど、福岡県福岡市中央区鳥飼1丁目で迷子になったワンちゃんを優しい人がギャンギャン拡散してくれるとは思うけれど、具体的な飼い主に届けるには、鳥飼1丁目界隈の関心がある人に聞くのが1番ベストだと思う。


そう、拡散するのは悪いことではないのだけれど、ピンポイントで何かを探したい時には、その現実世界のピンポイントで行動をすることが有効なんですよね。当たり前だけれど。


重篤なtwitter依存症だった自分がtwitterをやめてみて数日。思ったことは、日常の中で「あ、これつぶやきたい」って思う瞬間はやっぱりたくさんあるんだなあっていうこと。

そして、友達のブログを見て、ああ、いい話だ、これ拡散したい!でも私、もう拡散するすべがない。。。なんていうことも思っている。

5月19日に自分のイベントがあったのだけれど、その前後で、「えっ、イベントあったの?知らなかった!」と数人に言われた。

今回は個別にメールなどをしなくても定員が埋まりそうだったので、主にtwitterとFacebookでしか告知をしていなかったし、チラシも作らなかった。

ネットであんなに告知していたのに!と思ったけれど、SNSをやっていても見ていない人もいるし、アルゴリズムの関係で、私の情報が上に上がってこないこともあるし、実際満席ではあったけど、知りたかった人に届いていなかった可能性は、もちろんある。

明日6/14に、私の大好きな佐々木典士さんの新刊『ぼくたちは習慣で、できている。』が発売される。

ワニブックスさんがレビューキャンペーン(レビューを書く条件で、見本を無料で発売より少し早くもらえるというもの)をやっていたこともあるし、もちろんそれに参加していない人も含めて、拡散力のある人がすごく魅力的な紹介をして、そこから広まったりもするんだろうなあと思ったり。(それはもちろん、この本が素晴らしいからなんだけど!!)

今、twitterを筆頭に、インターネットに触れる時間を格段に減らしていこう!その分本を読んだり出かけたりして、それに対してちゃんと考えて書いたりしたい!と思っているんだけど、

あ、だから、今までならリツイートしていたことを、ここに書けばいいんじゃん。触れる情報も格段に減っているし。

そして、勧めたいものは、会えるような人には直接伝えたらいいんじゃん。1対1でメールしたり、直接本を渡したり、私の言葉で良いんだよって言ったらいいじゃん。

今まで、ごくたまに自分のツイートを有名な方にリツイートしたりしてもらえると、短時間で何万ビューとかになったりして、へーやっぱり有名な人ってすごいんだなあとか思ったりしたけれど、それって何万人の人の目を、文字の羅列がかすめたみたいな感じなんだよね。何万人の人にちゃんと読まれているわけでは全然ない。

あと、自分のブログのPV数も、しっかり読んでくれた人の人数じゃなくて、たまたま検索でひっかかった人の人数が大半で、それは「読まれている」っていうこととは全然違うんだよなあと思う。(これは私の話で、「ちゃんと読まれている」人はたくさんいますが。)


山下さんがこう書いていたことにすごく頷いた

広島で呑む時は、ツイッターに今夜何時に何処で呑むので誰でもギャンギャン参加して下さい!!というような事をツイートするんですが、今回は手書きのチラシを作ってヲルガン座や呑み屋などで手渡しで渡したり、直接LINEしたりして呑み会をやった。
ワンちゃんの飼い主の見つけ方と同じで、ツイッターの投げっぱなしと参加自由な感じと個人に誘うと、行くよ!というのとは違う、予定があるから行けないという丁寧な返信やレスポンスがあって、SNSやネットが普及しまくって断られることすら無くなってる感覚なんだと思うと新鮮な気がした。


私と山下さんがやっていることや知名度はぜんぜん違うけれど、これからは「直接」とか「丁寧に」をキーワードに、日々を過ごしていこうと思っている。

ちなみに犬は無事飼い主さんの元へ戻ったそうです。よかった!!

いろいろな方にインタビューをして、それをフリーマガジンにまとめて自費で発行しています。サポートをいただけたら、次回の取材とマガジン作成の費用に使わせていただきます。