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休日に待っている名前の無い予定たち

①平日に片付けているはずなのになぜだか金曜日の夜にドンと溜まった洗濯物

②部屋の中に所在なく散らばっていた細々としたものを元の位置に戻す作業

③詰め替えどきを待っているシャンプーや洗剤のボトル達

④ダンボールのゴミ出し準備

などまだまだ出てくる。。。

パッと思いつくだけでもいくつもの名前の無い予定たちが、
土曜の朝いつもよりゆっくり起きてきた私の目の前に現れる。

今日は何も予定の無い休日ではありませんでしたっけ?

そんな言葉はなんの意味もなく、忙しい平日に休日やるからと後回しにしたやらなければならないものがたんまり溜まっている。
予定が無いは何もする必要が無いではないのだ。

はいはい、やりますよ~。誰がこんなに残しておいたんだ〜。

誰でもない。私である。

忙しく過ごす平日の私が、休日の私がやってくれると思って残したんだ。

今週は毎日クタクタで、春の低気圧の影響もあってか体がいつも以上に
疲れが溜まっていた。
よく乗り切ったなと過去の自分を労いながら、もうちょっとのんびりしていたかったという気持ちを飲み込んで、溜まっていた名前の無い予定を片付けていく。

平日の私と休日の私。同じ人間だけど違う人間にも思える。

昼を迎える頃、溜まっていた予定も片付けられた。


今日は日曜日。名前の無い予定は全て昨日片付けた。

今日はのんびりしよう

また月曜から始まる慌ただしい日を過ごす未来の私のために。


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