飛花落葉

誰かの人生の道端のすみっこに落ちている1枚の枯葉が綴る、ただの戯言でございます。 X…

飛花落葉

誰かの人生の道端のすみっこに落ちている1枚の枯葉が綴る、ただの戯言でございます。 X(Twitter) https://x.com/arihonet?s=11&t=v1eblXGruyg7uJiBxWwm-A

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うつ病・休職・傷病手当金について

私は、現在うつ病により休職をしています。 休職中は、傷病手当金の申請をおこない、それの支給額をもとに生活を送っています。 傷病手当金として支給される金額は、簡単に言ってしまえば、それまでの給与の約3分の2です。 そこから、各種保険料や住民税を支払い、残ったわずかな額で生活をする事になる為、非常に酷しい生活を余儀なくされます。 そもそも、傷病手当金はなぜ給与の3分の2なのでしょうか? さらに、最長で18ヶ月までという縛りがあるのは何故でしょうか? ハラスメントやサービス残業

    • 無題

      復職をしてから 空を見上げる事がなくなった 美しい花に気づき 見惚れる事もなくなった わたしは また色を失うのか...

      • 何の為に

        頑張って働く気など さらさらありません それでも無理してアクセル全開で働くのは お金のため お金が欲しいとは さらさら思っていません それでもお金を稼ぐのは 生きるため 生きたいなどとは さらさら思っていません それでも生きるのは 〇ねなかったため 私には それはできないのだと 悟ってしまったため

        • 消えてなくなりたい...

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        うつ病・休職・傷病手当金について

          復職について

          1年2ヶ月という休職期間を経て、今月から復職する運びとなりました。 復職をして今思う事は 「やはりうつ病に完治はないのだな」 という事。 1年2ヶ月という長い期間休職をしていた間に、変わった事といえば、薬の種類や量がバカみたいに増えた事くらい... 「生きる」と決めてはいるものの、相変わらずそれが揺らぐ事もしばしばで、こちらも変わらず、何も楽しくないし、何も美味しくないし、行きたい場所もないし、何も大丈夫てはない。 騙し騙し働き、日々を乗り切り、果たしてどこまで行けるの

          復職について

          繋がり

          『持たざる者』の痛みや苦しみは 『持っている者』には到底理解し得ない そしてその逆もまた然り 大切なのは 理解している風を装うのではなく 理解しようと努力する事 そこで初めて 細いひとすじの 『繋がり』が生まれるのだと思う

          「大丈夫」

          精神疾患に罹る前 「大丈夫」 は、心に沁み入る魔法の言葉でした。 ですが、今の私にとって、その言葉は心を深く抉る鋭く尖った凶器でしかない。

          「大丈夫」

          平等と公平

          『平等』『公平』といった言葉は、ごく一部の本当に恵まれた方々の中でのみ語られるものであって、真に存在するものではない。 いま、これを読んで「そんな事はない」と思ったそこのあなた、おめでとう! あなたはとても恵まれている。

          平等と公平

          神様、どうか私を◯してください...

          休職して13ヶ月 その間に休日と感じられた日はたったの1日 仕事は休んでいる だが決して休めているわけではない 何かしたいが何もしたくない 楽しみたいが何も楽しくない 孤独でいる事がつらいが誰とも会いたくない 矛盾に満ちた薄暗い日々 もうどうでもいい とにかく早く終わりにしてほしい

          神様、どうか私を◯してください...

          『安楽死』について ②

          所詮この世は弱肉強食 限りあるものの奪い合い 誰かの幸せは 誰かの不幸の上に成り立つ 奪い 奪われ 満たされ 妬み 喜び 悲しみ 笑い 涙する 私の不幸は誰かの幸せの役に立っているだろうか ここ数年はその実感がない 誰かの 何かの役に立ちたい 10代の頃から所持しているドナーカード 免許証の裏面 どちらも全提供の意思は示してある 眼球・臓器・皮膚 全てを提供するので どうか安楽死を認めてください わたしに安楽死を...

          『安楽死』について ②

          『安楽死』について ①

          まず大前提として、両親には申し訳ないと思いますが、人は誰もが自らの意思で生まれてきたのではなく、言わば“産まれて生きる事を強要された“のだと思っています。 その『強要された人生』の中で起こる、様々な出来事を経験し、精神疾患を患い、どうにもならず 「死にたい」 「消えたい」 「いなくなりたい」 と、日々絶望の中で、それでも死を選択できないが為に、なるべく早く終わりが来る事だけを願って生きているという現実... 産まれたくて産まれてきたわけではなく、生きたくて生きているわけで

          『安楽死』について ①

          不良品

          鬱でも、本を読める人はいる。 映画を観る事ができる人もいる。 食べ物を美味しく食べられる人もいる。 楽しくお出かけできる人もいる。 恋愛ができる人もいる。 私はなにもできない なにも...

          人生

          今では、もうすっかりやらなくなってしまったが、10代の頃は友達と集まってよく麻雀で遊んでいた。 人生を「すごろく」に例える方がいるが、私は人生は麻雀によく似ていると思っている。 まず、始めに配牌という原型となるものが配られる。 そこから、牌を引いては切る(入れ替え)、という作業を繰り返し、役というものを作り、上がりを目指す。 他にも細かい要素が沢山あるがここでは割愛する。 役には何通りもの種類があり、その形によって上がったときにもらえる点数が変わっていく。 肝となるの

          遭難

          浮き輪ひとつにしがみつき 見知らぬ海のど真ん中 四方八方見渡せど 陸地はおろか船影さえも見当たらず 波が荒れれば揺さぶられ 気力が尽きればこの身は沈む 時折 海の底に想いを馳せる きれいなきれいな海の中 その奥底にある 静かで穏やかな無の世界 足掻いたところで 何処にも行けず 手を伸ばそうとも 何も掴めず そんな日々が続いてゆく ならばいっその事 沈んでしまった方が よほど楽なのではないだろうか

          無題

          冬晴れの 陽射し届かぬ 朝もやに 迷い佇み その意味を問う

          無題

          花一輪 咲かせることも 叶わずに 冬を迎える 想い儚き