飛花落葉

誰かの人生の道端のすみっこに落ちている1枚の枯葉が綴る、ただの戯言でございます。 X…

飛花落葉

誰かの人生の道端のすみっこに落ちている1枚の枯葉が綴る、ただの戯言でございます。 X(Twitter) https://x.com/arihonet?s=11&t=v1eblXGruyg7uJiBxWwm-A

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うつ病・休職・傷病手当金について

私は、現在うつ病により休職をしています。 休職中は、傷病手当金の申請をおこない、それの支給額をもとに生活を送っています。 傷病手当金として支給される金額は、簡単に言ってしまえば、それまでの給与の約3分の2です。 そこから、各種保険料や住民税を支払い、残ったわずかな額で生活をする事になる為、非常に酷しい生活を余儀なくされます。 そもそも、傷病手当金はなぜ給与の3分の2なのでしょうか? ハラスメントやサービス残業による労災はハードルが高く、認定される事は非常に困難。 しかし、

    • 神様、どうか私を◯してください...

      休職して13ヶ月 その間に休日と感じられた日はたったの1日 仕事は休んでいる だが決して休めているわけではない 何かしたいが何もしたくない 楽しみたいが何も楽しくない 孤独でいる事がつらいが誰とも会いたくない 矛盾に満ちた薄暗い日々 もうどうでもいい とにかく早く終わりにしてほしい

      • 『安楽死』について ②

        所詮この世は弱肉強食 限りあるものの奪い合い 誰かの幸せは 誰かの不幸の上に成り立つ 奪い 奪われ 満たされ 妬み 喜び 悲しみ 笑い 涙する 私の不幸は誰かの幸せの役に立っているだろうか ここ数年はその実感がない 誰かの 何かの役に立ちたい 10代の頃から所持しているドナーカード 免許証の裏面 どちらも全提供の意思は示してある 眼球・臓器・皮膚 全てを提供するので どうか安楽死を認めてください わたしに安楽死を...

        • 『安楽死』について ①

          まず大前提として、両親には申し訳ないと思いますが、人は誰もが自らの意思で生まれてきたのではなく、言わば“産まれて生きる事を強要された“のだと思っています。 その『強要された人生』の中で起こる、様々な出来事を経験し、精神疾患を患い、どうにもならず 「死にたい」 「消えたい」 「いなくなりたい」 と、日々絶望の中で、それでも死を選択できないが為に、なるべく早く終わりが来る事だけを願って生きているという現実... 産まれたくて産まれてきたわけではなく、生きたくて生きているわけで

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        うつ病・休職・傷病手当金について

          不良品

          鬱でも、本を読める人はいる。 映画を観る事ができる人もいる。 食べ物を美味しく食べられる人もいる。 楽しくお出かけできる人もいる。 恋愛ができる人もいる。 私はなにもできない なにも...

          人生

          今では、もうすっかりやらなくなってしまったが、10代の頃は友達と集まってよく麻雀で遊んでいた。 人生を「すごろく」に例える方がいるが、私は人生は麻雀によく似ていると思っている。 まず、始めに配牌という原型となるものが配られる。 そこから、牌を引いては切る(入れ替え)、という作業を繰り返し、役というものを作り、上がりを目指す。 他にも細かい要素が沢山あるがここでは割愛する。 役には何通りもの種類があり、その形によって上がったときにもらえる点数が変わっていく。 肝となるの

          遭難

          浮き輪ひとつにしがみつき 見知らぬ海のど真ん中 四方八方見渡せど 陸地はおろか船影さえも見当たらず 波が荒れれば揺さぶられ 気力が尽きればこの身は沈む 時折 海の底に想いを馳せる きれいなきれいな海の中 その奥底にある 静かで穏やかな無の世界 足掻いたところで 何処にも行けず 手を伸ばそうとも 何も掴めず そんな日々が続いてゆく ならばいっその事 沈んでしまった方が よほど楽なのではないだろうか

          無題

          冬晴れの 陽射し届かぬ 朝もやに 迷い佇み その意味を問う

          無題

          花一輪 咲かせることも 叶わずに 冬を迎える 想い儚き

          11月25日

          365日の内のただの1日 どうということはない 頓服を飲んで寝てしまえばよい ただそれだけの事

          優しく 子どもをあやすように甘やかし 零れ落ちる雫を拭って 手をそっと握り 壊れ物を包むようにやわらかく抱きしめて 身体ではなく こころを こころを抱きしめて ただ「大丈夫だよ」と とてもちっぽけで とても弱くて 情けないほど心が病んだ駄目な私は 今日も そんな夢をみる そして 激しい自己嫌悪 けれども どうか許してください 夢は所詮 夢なのだから

          山田先生

          ばしん! 桜の木が、その年の役目を終えた頃、1年3組の教室に鈍い音が響いた。 頬にはひりひりとした痛み。 大好きな、担任の山田先生が真っ直ぐな眼で私を睨む。 「〇〇!あんたはもっと、人の気持ちというものを考えなさい!」 教師から、下の名前で呼ばれたのは、これが最初で最後。 彼女の、本気の教えに目が覚めるような思いだった。 これを機に私は変わった。 山田先生 私は変わったよ。 あれから3年後、私はいじめにあっていた友達を、身体を張って守ったよ。 その1年後、自身の役割を全

          私の正体

          青い空 白い雲 心地良い風 ああ 今日は良い1日だ 最後にそう思ったのはいつだろうか ある事が引き金となり 私の人生は色を失ってしまった 今こうして生きている意味 個人として存在する意義 そんなものは遠い昔になくなってしまった それでもやはりそれが恋しくて 求められた気になって 勝手にそれに応えられた気になって そうする事で 自身の存在意義を見出だそうとする 人に優しいと言われる事があるが 全くもってそうではない そうする事でしか 自身の存在意義を見出せない た

          放たれた矢

          放たれた矢は 心を貫き 我が身をさらなる 絶望へと追い込んだ その矢を放った本人が それを抜こうとする行為は 慈悲の心か情けなのか はたまた自己の正当化か 何れにせよ その矢を抜いたところで 壊れた心は戻らない 寧ろその矢を抜く事で 傷口からは 大量の血液が溢れ出す 抜いた矢を 戻してはくれないだろうか 矢を放ち 心を貫いたという事実は 変えられないのだから

          放たれた矢

          不要品

          要らなくなれば 捨てられる 太陽が沈むように 雨が降り出すように それはごく当たり前のこと 情けをかけられ 部屋の片隅に置かれ 見向きもされない それに比べれば 捨てられたほうが ましではないだろうか 捨てられたものは 燃えて灰になるか またどこかで再利用されるか 私はきっと後者なのだろう またどこかで再利用され また捨てられて また再利用 それはまるで ハムスターの回し車のように ちから尽きて 朽ち果てるまで続く だが それもよいではないか それでよいではない

          拒絶されし者より

          私はそんなに悪い事をしたのだろうか? あの日、というよりもそれ以前から、もうずっと、心がどうしようもないほどズタズタになっていて、お酒を飲めないのに梅酒500mlストレートでロラゼパム6錠服用しただけ... そのあとロープには手をかけなかった。 気を失ってかける事ができなかった... 悔しくてたまらなかった。 それに追い打ちをかけるような完全なる拒絶行為... 私は、あなたが同じような行動をした際に、最悪を想定し、激しい動悸と不安と、それでも襲いかかる睡魔にも負けずに、朝

          拒絶されし者より