足のしびれと禅宗、医学的な関係性に迫る!
【臨床メモ】
抗がん剤の副作用に四肢のしびれ(末梢神経障害)があります。
それぞれ、しびれ方には特徴があるようです。
直接的に宗教や仏教の宗派が関係しているわけではありませんが、
ネタとして非常に興味深いのでまとめます。
✅仏教の石派と雲派
禅宗における石派と雲派は、
臨済宗妙心寺派の二つの主要な流派
・石派: 坐禅を重視し、厳しい修行を通して悟りを目指す流派
・雲派: 公案を用いた禅問答を重視し、
活発な議論を通して悟りを目指す流派
✅副作用のしびれ
・しびれは手先や足先から始まり、治療を重ねるごとに悪化することがあり
・しびれの感覚は「ビリビリ」「ジンジン」
・感覚の鈍麻、痛み、筋力低下など、日常生活に支障
・ボタンの留めづらさ、物を落としやすくなる、
歩行困難などのADL障がい
・冷たい刺激によって症状が悪化することも
・治療終了後も症状が続く
✅足のしびれには様々な原因がありますが、
しびれ方、しびれのタイプで
「石派」と「雲派」という言葉が使われているようです。
しびれのタイプ
「石派」は坐禅後のしびれのようにビリビリ、ジンジンした症状
「雲派」は感覚が鈍く、歩くときにふわふわ不安定な症状を表す
✅医療の現場では
副作用のしびれの症状に合わせて石派、雲派とつかいます。
✅足のしびれと石派・雲派の関係まとめ
医学的な足のしびれと、禅宗における石派と雲派は、直接的な関係はありません。しかし、禅宗の修行では、長時間同じ姿勢を保つ坐禅を行うことが多く、それが足のしびれの原因となることがあります。
また、治療の副作用として足に副作用がでることもあります。
医学と宗教、別の視点から共通する足のしびれについて考察してみました。
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