Shopify案件獲得までのロードマップ
こんにちは、札幌を拠点にWEB制作フリーランスとして活動しているヒカル🏔札幌WEB制作 (@PuuToy)です。
最近Shopifyってよく聞くけど、勉強を始めてみようかと迷っている人、学習を始めたけど、どう案件を獲得していいかわからない人も多いと思います。
今回は、僕が勉強を始めてから実際に案件を獲得した流れを踏まえてShopify案件獲得までのロードマップをお伝えしようと思います。
この記事を読むことで、案件獲得までの勉強方法や営業方法がわかるようになります。
本記事では下記の内容を解説します。
■目次
1.Shopifyとは
1-1.Shopifyは世界シェアNo1のネットショップ
2-1.Shopifyの需要は今後もっと増えていく
2.Shopifyの学習方法
2-1.デイトラShopifyコース
2-2.デイトラがおすすめの理由
3.営業始めた時のレベル
3-1.Shopifyのレベル
3-2.WEB制作のレベル
4.営業はどうするの?
4-1.直営業
4-2.クラウドソーシング
4-3.制作会社
5.まとめ
1.Shopifyとは
1−1.Shopifyは世界シェアNo1のネットショップ
「Shopify」はカナダの企業が開発した通販サイトのプラットフォームです。現在は175か国100万ショップ以上に導入されています。
Shopifyの大きなの特徴の一つが海外販売に強いことです。カナダ初なので英語がベースとなっていることと、多彩な決済機能で世界中で普及しています。
2017年には日本に上陸はしましたが、英語環境のため普及が遅れたと言われています。2020年頃から徐々に扱える人が増え、日本語の情報も多くなってきました。
しかし、BASEなどの国産サービスに比べるとまだまだ認知度は低いでしょう。
そんなShopifyですが、どんな仕上がりになるのか気になりますよね!?
実際の使用事例がコチラです。
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このように大手企業も続々と導入しています。
海外仕様なので元々のテンプレートがスタイリッシュなものが多いです。制作時にフォントや画像を使って日本人に馴染みあるデザインにするのが肝ですね。
1−2.Shopifyの需要は今後もっと増えていく
今後BASEなどの国産のネットショップからの乗り換えが増えてくると思います。
なぜならある程度の売り上げがあるならBASEより手数料が安くなるんです。
Shopifyの方が月額29ドルかかる分、無料で始められるBASEに比べて始めるハードルが高く感じるかも知れません。
しかし、手数料の取り分が違うため売り上げが高ければ高いほどShopifyの方が手数料が安くなる仕組みとなっています。
乗り換えるだけで手数料が安くなるのであれば乗り換えしない他はないですよね?
実際にBASEからShopifyに商品移行のアプリがすでに開発されておりスムーズに移行できる仕組みができています。
具体的な手数料の違いが気になる方はコチラの記事を参考にどうぞ。
【悲報】BASEで10万以上稼ぐと損します!
2.Shopifyの学習方法
ここからはShopifyの勉強をどうやって進めていくのかをお伝えします。
2−1.僕が案件を獲得するまでにしたこと
勉強したのは、営業トークから広告の始め方まで網羅してるデイトラのShopifyコースだけです。
案件獲得後にShopify Boot Camp(Shopify Japanが提供しているオンラインプログラムShopify Partner Boot Camp: Japan)にも参加しましたが、デイトラのShopifyコースを終わらせた状態でも十分対応は可能です。
どちらもストア構築を学ぶという点に関しては共通しています。
両者の違いとしては、Boot Campの方は主にエンジニア経験者を対象としているのでアプリ、テンプレート開発者に対するプログラムが充実しております。一方、デイトラはShopifyのストア構築を仕事にしたい人をターゲットにしているところです。
両者の違い
・Shopify Boot Camp:開発者にとってのサポートが手厚い
・デイトラ:営業から案件獲得、納品までの流れに特化
Boot Camp期間中は質問し放題となっているのでエンジニアにとっては有意義な期間となること間違い無いです。
もちろんストア構築者にとってもわからないことを質問できるのでかなり勉強になります。デイトラと大きく違うのは案件内容など質問の内容に制限がないことです。デイトラは基本的にプログラムの学習に関することに対しての質問となっています。
2−2.デイトラがおすすめの理由
案件を獲得したから納品までの不安が軽減できる!これが一番だと思います。
実際の案件を想定して営業から広告運用の設置までを網羅しています。さらに特典として「おすすめアプリ」「おすすめテンプレート」がついてくるのでクライアントの要望に沿った調査がしやすいです。
さらに、デイトラコースの特徴としてSlackでのメンターに質問できることも大きな安心材料です。勉強中にわからないことがあっても質問できる環境なのはありがたいですよね。
実際に僕も案件を進めていく上で海外のお客さんに認知してもらえるようなアピールは何か良い手段はないかと悩んでいました。
そこでSlackの雑談部屋に相談したところ、運営者のショーへーさんから回答を頂き大変参考になったことがあります。
雑談部屋での質問はみなさんの善意で答えてくれています。なので必ずしも回答が返ってくるわけではないのですが、こうやって回答いただくことでデイトラサポート陣の暖かさが伝わってきますね。
※デイトラ受講してみたいという方は、先着3名様限定で5,000円オフのクーポンコードを紹介できます。Shopifyコース
TwitterよりDM下さい。ヒカル🏔札幌WEB制作 (@PuuToy)
3.営業始めた時の状態
営業を始めたときどのくらいスキルがあったのか気になりますよね?
案件を獲得した時のShopifyとWeb制作のレベルを以下に紹介します。
3-1.Shopifyのレベル
デイトラShopifyコース完了程度です。
コースが修了した時点で営業を始めました。正直、不安が全くなかったわけではないです。しかし案件を獲得してわからないことは都度ググりながら進めていこうと思っていました。
もう少し理解を深めたいという方は、自分で仮想のオリジナルストアを制作してからでも良いかもしれません。Shopifyは基本的にテンプレートを使いコーディングをせずに作成できるので、デザインからのコーディングに比べて時間はかかりません。
デイトラコース修了程度の制作レベルがコチラです。
https://aaron-journey.myshopify.com/
pass:sweets
学習を通してこのサイトを作っていきます。ここまで制作できるようになったら十分営業できます。
3-2.WEB制作のレベル
ちなみにWeb制作のスキルはデイトラのWeb制作コース修了程度です。
コチラが卒業課題で制作したものです
https://daytora3rd.hikaru-portfolio.com/
id:hikaru
pass:daytora
デザインカンプからコーディングしてワードプレス化までしています。2週間くらいかけて完成させました。
Shopifyは基本的にテンプレート制作なのでPHPやJavaなどのスキルはなくても大丈夫です。ただ、CSSを知っていることで編集の幅が増えるので基本的なHTMLとCSSは学習しておいた方が良いです。
例えば、お問い合わせフォームなんかは英語圏のフォームがベースとなっているので住所の入力する流れが違います。これをCSSを使い編集することができます。
4.営業はどうするの?
クラウドソーシング、制作会社、直営行と3タイプ別に解説していきます。ちなみに僕はランサーで初案件を獲得しました。やはりクラウドソーシングが獲得しやすいと思います。
4-1.クラウドソーシング
やっぱり最初はクラウドソーシングがオススメ。
やはり他の選択肢に比べてサクッと提案文が送れて営業しやすいです。営業リストも作らなくて良いですしね。
狙いどころは「個人事業主でこれから新規でネットショップを立ち上げたいという人」です。
このパターンはクラウドソーシングを介していますが、実際の制作の流れは直営業と同じです。自分主導で進められるのが直営業のメリットです。
ここでしっかりと制作のイニシアチブを取れるようになっておくのが理想です。
僕は、ランサーを通して個人事業主のクライアントから契約を頂きました。定期的にzoomミーティングを開き、マメに連絡を取って制作していったことで信頼関係が構築できたと思います。
のちにクライアントと一緒にジンギスカンを食べにいく機会もできました。
こういった関係性ができるとお仕事もしやすくなりますね!
4-2.直営業
直営業は2番目にオススメします。
なぜクラウドソーシングの方をオススメしているかと言うと、購入フェーズの違いにあります。
クラウドソーシングの方は、クライアントがすでにネットショップが欲しい、構築してほしいと言う状態で募集をかけています。
一方、直営業の場合はネットショップ必要と感じている状態にない人がほとんどです。営業をかけていればたまたま求めている人に当たるかも知れませんが、その偶然も狙うのも大変です。なので、必要、欲しいと思わるような提案が必要になってきます。
この営業スキルが求められるため2番目にオススメしています。
しかし、契約を決めた時の報酬は大きい額になるでしょう。
4-3.制作会社
制作会社への営業は、なんらかのスキルがある人に限りオススメします。
制作会社が求めているのは「ストア構築+α」、特にαの部分。
ストア構築はできて当たり前。求めているのは掛け合わせで使えるスキルです。
例えば、ECのデザインが得意、Liquid(Shopifyの言語)のテーマが触れる、アプリ開発ができる、マーケティングが得意などです。
このいったスキルがあれば業務提携に至る可能性が高くなります。
実際に私も制作会社へ営業をかけたところ3社と面談に至りました。しかし、実際に面談をしてみると当時の私のレベルでは制作会社と業務提携してお仕事ができる状態では無いことがわかりました。
いずれも何かしらスキルを求めていました。残念ながら駆け出しの私は求める人材には当てはまりませんでした。
特殊なケースとしては前職で流通に携わっていたなどとECに関連した経験を買われたといった事例はありましたが、コーディングとストア構築できるレベルでは難しいというのが私の見解です。
5.まとめ
・Shopifyの需要は今後も伸びていく
・学習は案件を想定したデイトラがオススメ
・営業はまずはクラウドソーシングから始めると良い
・なんらかのスキルがある人は制作会社もアリ
いかがでしたでしょうか?
少しでもShopifyを勉強しようとしている人の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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