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清水寺〜六波羅蜜寺(京都)

京都駅周辺(京都)続き

五条坂を登り清水寺へ。
観光客が多い!特に外国の方が目立ちます。

清水寺は2年ぶり。前回はコロナ禍、しかも開門すぐに入ったためほぼ人がおらずがらんとしていましたが今回は大賑わい。静かなのも風情があるけど賑やかな方が楽しくて良いなあ。

香炉にお線香を立てています。

みんな興味津々で舞台の下を覗き込んでいます。

奈良時代に僧延鎮が開山し、平安の頃坂上田村麻呂が妻と協力し仏殿を建立したと言われている。現在の建物の多くは徳川家光の寄進によって再建されたものだそう。

名前は音羽山に流れる音羽の滝に由来していて、清らかな水の流れる地という意味。

舞台上はひしめき合う様子ですぐに先へ。
離れると人の多さがよく分かる。

子安塔

舞台下から

急な崖に建築されている本堂の舞台。
「懸造り(かけづくり)」と呼ばれる日本古来の伝統工法で作られていて、格子状に組まれた木材同士が支え合い耐震性の高い構造をつくり上げることができるらしい。

舞台を支えているのは、床下に建てられた18本もの柱です。
樹齢400年余の欅を使い、大きいもので長さ約12メートル、周囲約2メートルの柱が整然と並んでいます。その縦横には何本もの貫が通されています。木材同士をたくみに接合するこの構造は「継ぎ手」と呼ばれ、釘を1本も使用していません。

清水寺

 お寺を出て下ります。

すごい人💦

途中生八橋食べたりすみっこのお店に寄ったり(このすみっこぐらし堂は伊勢、太宰府でも出会った。制覇したいな)

1km程歩いて六波羅蜜寺へ。

空也上人が開いた西光寺。その後弟子が六波羅蜜寺と改名しました。

平安時代以降、六波羅蜜寺の東方には鳥辺野と呼ばれる葬送地が広がっていたそうで、諸説ありますが「髑髏ヶ原(どくろがはら)」から転じたという逸話があるそうです。

今回の目的は文化財収蔵庫の念仏を唱える空也上人像。
入り口で券を購入。

今からおよそ1000年前の平安の世、自然災害や政治の乱れ等で世の中が乱れる中、人々は死後の世界に感心を高めていきました。

しかし当時の仏教では、厳しい修行を積んだ者、または裕福な者が極楽浄土に行けるとされておりこれに異論を唱えたのが空也上人でした。
ひたすら「南無阿弥陀仏」を唱える口称念仏を初めて実践した人物であり、1度でも南無阿弥陀仏と唱えた人はお釈迦様の座る蓮の根、すなわち極楽浄土に必ず行けると説きました。

宝物館は撮影禁止。

上人像は横から見ることが出来るようになっておりその生き生きとした造形に驚きました。他にも平清盛像や四天王像など平安、鎌倉時代の像がたくさん並んで壮観でした。

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