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Knowledge be born

次の日、体調はよくなったかとメールを送ると、ミドリから「寝たらよくなった。今まで、ありがとう。」と返信がきた。

あせった私は「考え直せ!一番相性がいいのは多分俺で、ミドリの人生には俺みたいな人間が必要だ!!」と決死の説得を試みたがミドリからの返信は、「いらない。結婚もしたくない。私は誰のものにもならない。」と言うつれないものだった。 私はこれはあかんと方針を転換し、「わかった。じゃあ 何かおもしろい話をするから、ひまな時には連絡を!」とタイミングを外したループシュートを打ってみたが、ミドリからの返信は、「時間外労働」という試合前の記者会見時に対戦相手を、チラッ と見るエメリヤ・エンコヒョードルの目つきぐらい冷たいものだった。

来なければ、見られない。 見なければ、分からない。 汝、自らを記録せよ。

約半年間に及んだ私のピンサロ婚活は、こうして幕を閉じたのであった。


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