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【中国地方旅②】由加神社と愛のお話

この日もいつものように、朝から神社参拝。
何社目かで、岡山県の和気町にある由加(ゆが)神社さんを訪れました。

御祭神はこちらの方々
繊細な木彫り
今日もアマテル様が麗しい

神社内には、地元の方々なのか、おじさまたちが集まって談笑していました。
とっても雰囲気のいい神社さんです。


木々を見ながら神社内をブラブラしていると、一人の男性がサッと現れて、「おはようございます〜!!」と挨拶をしてくださいました。
さらに続けて、
「ここでは、植物ができる限りそのままの形でいられるように手入れをしています。お社のすぐ裏の木だとかは、倒れてきたら困るので少し切ったりしなきゃですがね。
なので、この神社はすごく鳥が多いんですよ〜」
と、気さくに色々説明してくださいます。(おそらくここの神主さんかな?)
確かに、鳥がたくさん鳴いています。

めちゃくちゃ説明してくださってます

説明を受けながら移動していますと、
「ここの土を触ってください」と神主さんが斜面の土を指します。
触ったらふわっふわでした。

「神様のお話をするとき、私はよく土の話をします。
枯れた植物たちが堆積して、養分たっぷりの土になりますね。
こうやって森で作られた養分が、雨で運ばれ、海へと流れていきます。
そして海からの水蒸気が、また雨となって森に降り注ぎますね。
私たちは、森で育まれた動植物や、その養分が流れた海の生き物たちをいただいています。
こうやって自然は常に巡り、働いてくれ、私たちは生かされています。
これって、神様は何を私たちに言いたいのかというと、“安心していいよ”ということです。
大丈夫だから、安心して今を生きなさい、と。
つまりね、なんですよ。
神様が私たちに伝えたいことって、なんです。」

と、お話ししてくださいました。
そして、
「私は今から、地元の方々と作業があるもので。ゆっくり見てやってくださいね〜」
と仰って戻られました。


こうやって、じっくり神主さんのお話を聞かせていただく機会なんて私にはありませんから、なんと贅沢な時間を頂いたのだろうと、喜びでいっぱいになりました。
その後も美しい自然を見ながら、内側から光が溢れ出す様な心地でした。

やっぱり神様たちは「今日も愛してるよ」って言ってくれてるなあ。
神主さんのお言葉を通して、より深く私に響いた、そんな朝でした。


今日もおやっとさあです。
また次回。


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