十六煎目:世界のお茶にはどんなものがありますか
ほとんどすべて”チャノキ”がルーツ茶文化は世界中でさまざまな形で愛されていますが、日本茶も紅茶も中国茶も、そのほとんどが「チャノキ(茶の木、もしくは、茶の樹)」という植物が原材料です。チャノキは学名をCamellia sinensisといい、ツバキ科ツバキ属の常緑樹です。
この植物は、野生では高木になりますが、お茶の葉を生産するために栽培されるものは茶園や茶畑で低木に仕立てられ、その葉が収穫されてさまざまなお茶(緑茶、紅茶、ウーロン茶、プーアール茶など)として加工されます。