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書いたものに励まされる

定期的に書いていると、変化というものが出てくる。

ちょっと早く書けるようになったとか、まとめるコツみたいなものがおぼろげにわかってきたとか。

エッセイを書くという習慣がだいぶ身についてきたり(めんどくさいときもある)、自分の気持ちを伝えるためにいろんな言葉を調べたり。

書くということが生活に組み込まれて、すこし日常にハリが出てきた気もするし、自分の気持ちがより整理できているような感じもある。

書く題材は、自分が書かないと忘れ去られるような思い出だったり、日々の生活での気付き、食べ物や本のことなどなど。

特に目指しているゴールもないし、他人にとって有益なものではないのだけど、いまのところ思うがまま書いている。

大きな目標がなくて続くかなと心配していたけど、案外大丈夫っぽい。とりあえず今日書くという日を続けていたら、いつの間にかいまに至るという感じだ。

というように、いろいろと変化はあったのだけど、書く習慣を身につけたことで一番驚いたのは、自分の書いたものに励まされる瞬間があるということだ。

自分大好きみたいで気持ち悪いが、事実そうなのである。

これは、書く前にはまったく想像することができなかった。

日常の慌ただしさに流されてしまいそうなとき、弱い自分が出てきそうなとき、自分が書いたことをふと思い出すときがある。そういえば、自分の感性を信じるとか恥ずかしげもなく書いたな~みたいに。

自分が書いたものに励まされるって、やっぱりなんだか恥ずかしいし、ちゃんちゃらおかしい。

けど、同時に自分で書いたんだから、せめて自分がそれを守らなくちゃみたいな、妙な責任感が静かに湧き上がってきたのには驚いた。

言ったことに責任を持たないといけないなと。

言いっぱなしではダメで、自分がそれを常日頃から実行していることがなにより大事なんだなと、あらためてそんなことを思った。

書くということには、こんな効能もあるらしい。

#エッセイ #コラム #日記

Twitter:@hijikatakata21

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