いつまでたっても特別なこと
オロナミンCを飲む。
一仕事を終えたら。なにか気分を変えたいと思ったら。オロナミンCを飲む。
この習慣は高校生ぐらいの頃から始まった。大人がお酒を飲むのと同じ感覚で、ぼくはオロナミンCを飲んでいたと思うのだが、お酒を飲める年齢になってもこの習慣は続いている。
もちろん美味しいから飲んでいる。でも、毎日飲むとなるとまた違う。オロナミンCを飲むのは、いつまでたっても特別なことで、何歳になってもそれは変わらない。
あともうひとつこだわりがあって、それは自販機で買うこと。ボタンを押して、オロナミンCの瓶が取り出し口に落ちてくる音にはなんともいえない風情がある。
話変わって、苔テラリウム。
苔テラリウムを育てはじめて1か月くらい経ったと思うのだが、いろんな学びがあった。
まず1つは、自分以外のことを考える時間が増えたこと。
頭の中のスペースに苔テラリウムの場所ができたことが、思いのほか精神にいい安定をもたらしてくれる。
2つ目は、完成しても終わりではないということ。当然、植物なのでつくったら終わりではない。育っていくのだ。
どう育っていくのかという部分は、自分次第だし、その未来像は誰にもわからない。その可能性が自分の心を惹きつける。
3つ目は、環境を整えることが自分の性に合っていたということ。
苔テラリウムはつくってしまえばとくにやることはない。やることといえば、毎日苔の状態をチェックするくらいだ。
元気がなさそうだなと思ったら、水をあげてみたり、光が多く当たるところに移してみたり。それぞれの家の環境によって、水やりの頻度などは変わってくるので、自分の目と感覚を信じてやるしなかない。
どういう環境が生育にプラスなのか。
相手にとって良い条件を理解し、力を引き出す。それを整えれば、勝手に育っていく。
そういう「環境を整える」役割が自分に合っているのでは?、と最近思い始めている。
オロナミンCから始まり、苔テラリウムの話とまったく関連性のないことを書いてしまった。けど、いま書くべきだと思ったので書いてみました。最近の東京は暑いです。もうすでに5、6ヶ所蚊にくわれました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます!