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コスモス畑でワンランク上の写真を

どうもお久しぶりです。井上です。

秋の風も気持ち良くなってきましたね。
寒暖差の激しい日が増えてきましたので、体調にはくれぐれも注意してください。

秋といえば芸術の秋!ちょうどコスモス畑が近くにあるということで撮ってきました!

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、、、?なんだかパッとしない写真になってしましました。
きれいには写っていますが、何かが足りない!
同じように納得のいかない写真になってしまった方もいらっしゃるはず!

、、、ということで、ワンランク上の仕上がりになるお花畑テクニックを書いていきたいと思います。

①what is "コスモス"?

コスモス、日本では馴染みが深いお花ですね。
その開花時期は6−11月と比較的長く楽しめるお花の一つです。
開花時期によって種類の違いがあるみたいですが一般的なコスモスは9−11月に開花するみたいです。
みためもかなり可愛く、色も様々なので写真に収める時はアップにしてもよし、コスモス畑を広く捉えてもよし、と様々な写し方ができると思います。
名前の由来も可愛いのでご興味のある方は一度調べてみてください><

②コスモス畑を写しただけの単調な写真?

さて、先ほどの写真。
一見すると、空もお花畑も写っていてきれいに見えますが個人的な残念ポイントはこちら

a ボケ感が少なく、単調な写真になっている
b 光の当たり方が平坦で、メリハリがない
c 写真の主役がない

はい。本日はこの三つを解決しながら良い写真へ繋がるよう頑張っていきましょう。

③解決策A 前ボケを取り入れる

コスモス畑の広がりや奥行き感を出しつつも画面を単調にしないためには前ボケを取り入れるのが効果的です。
でも、前ボケは主役と離れるほど大きなボケになるので、遠くの花畑だけを撮るのではなく手前の花が入るように腰を落としましょう。
そして手前の花に近づきつつ、ピントを奥の花々に合わせればこんな感じ(レンズも変えました)

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ISO200 600mm f6.3 1/1000

今回は圧縮効果を利用しましたが、広角レンズでもう少し奥の方絵ピントを当てても、密集した花畑を撮れたかもしれません。

④解決策B 逆光で撮ろう

順光で撮るとのっぺりします。

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でも逆光で撮ると、、、

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花びらが少し透けて見えるので立体感が増します。

花をアップで狙うなら順光でも逆光でも◎

アップなら花同士の距離感があるので、順光でも平面的にはうつりにくいです。
晴れなら空を背景にするのもいいかもしれません。
花は太陽を向いて咲く傾向があるので、逆光だと後ろ向きになりやすいです。
夕焼けの光を透過して写すのが効果的かもしれません!

⑤解決策C ピントする場所を工夫しよう

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被写体を人間にしてみたり、色の違う部分にピントを置いてみたり、、、

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背が高い一輪にピントを当てたり、、、

前後に強いボケを作るように意識すれば、主役が引き立つ、、、理屈はわかっていてもいざ撮るとなると難しいですよね。
腰を落としたり近づいたり、いろいろ試してみましょう。

⑥最後に

秋の桜と書いてコスモス。
茎は細くて風になびきやすい、でもとても可愛い花です。
風に吹かれてブレたりするのには注意しつつ、でも風を感じることができる素敵な一枚を撮れるといいですね。


井上

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