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睡眠のから学ぶ脳の効率性

今日はTedからの学び。睡眠と脳の機能についての話。

寝ると頭がすっきりする感覚って感じますか?逆に言えば、睡眠を取らないと頭が働かなかったりとかしません?睡眠を取ることで私たち脳はリフレッシュすることができます。でもそのメカニズムってどうなってるんですかね?

今回はこのTedの動画

One more reason to get a good night's sleep (良い睡眠をとることのもう一つの理由)です。

それでは要点をさっくりシェアします。

睡眠時、私たちの脳は脳脊髄液(CSF)という液を脳内に流す事で老廃物を除去している。

モンダミンで口の中を洗浄するみたいな感じです。
しかし老廃物の除去。聞こえは当たり前のように聞こえますね。

でも、勘のいい人は気がつくかもしれません。体の老廃物ってリンパ管(主観的なイメージは下水道みたいな機能)をつかって排出されるんです。つまり脳の老廃物処理方法だけ特殊ってこと。

また、この脳脊髄液の流し方も特殊なんですね。

血管の外側を伝って液を脳全体にわたらせている。

脳ってしわがいっぱい入ってます。あれは表面積を増やすためらしいのですが、要するに人の頭の中は限界まで脳みそをパンパンに詰められているって事です。リンパ管を通すのすらも惜しかったんでしょうね。私たちの脳ってケチですね、はい。

リンパ管通すのもケチって能みそパンパンに詰めちゃったけど老廃物はたまる。しかも掃除する面積が半端じゃない。困りましたね。

しかし、私たちの脳とはよくできた物で血管の外側を利用する事で面積の問題を解決しました。血管は脳の細部まで通っているのでモンダミンを全体に浸透させることができるよってことですね。

まだ課題が残ります。脳みそパンパンに詰めたからモンダミンが通る隙間ない、、、、。もちろんモンダミンを血液中に混ぜるわけにはいけません。だってしみるから(飽くまでもモンダミンは脳脊髄液の比喩です)。そこで睡眠です。睡眠しているとき脳みそは脳関髄液が通る隙間を作るため縮小するらしいです。驚きですね。これでちゃんとモンダミンが染み渡ります。

私たちが活動している時間は脳もフル回転しているので睡眠時間が脳にとって掃除のチャンスなんですね。脳ってすごい効率的で合理的だなって話でした。

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