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お風呂ぜんぜん沸かないな

AM3:07

お風呂を沸かしてる間にちょこちょこ指を動かしてみる。

これといってなにか特別なことが起こったわけじゃないのだけれど、なにか書きたい気分でした。

舞台の本番が終わって、さあ1週間後に稽古を控えてる、休まねば

思ってたのですが、私は休むことが相当ヘタクソらしく、たった1週間の休みで芝居の能力が下がることを懸念して、前舞台の台本を読み漁る日々が続きました。(もちろん自分の役じゃない役)

いい台本を貰うと、自分が頂いた役以外もやりたくなっちゃって、自分ならどう言うかなーとかどう動くかなーとか考えながらひとりきりで、誰もいない場所で上演するのが密かな楽しみです。

上演場所は、たいてい部屋のベッドの真ん中か、お風呂に入りながらのどっちか。ひとりだけの大きくも小さくもないステージで、演出も他の出演者も見てないところで好きなように演じます。声があまり大きくならないように気をつけながら。

私には文を書く才もなければ技術も無いので、こう、セリフとト書きだけでその人の人生を作れる人って最強だなぁと、温かいお風呂に入りながらしみじみ。(沸きました!)

はぁ〜しみわたるわぁ〜。

今日の入浴剤は、池袋東口のドンキで買った檜の匂いのするやつ。そこまで檜の匂いはしないのだけれど、頭に旅館の檜風呂を思い浮かべながら毎日浸かってます。私が旅館と思えば、ここはもうすでに旅館なのだよ。

寒いなぁって思ってなくても、案外身体は冷えてるもので。

疲れてるなぁとか、トイレ行きたいなぁとか、眠いなぁって思う前に予測して先回りに準備出来たらいいのだけど、私はその感覚がどうも鈍いみたいなのです。なのでいろんなものを忘れちゃう。まだなんとかなってるからいいけど、これがいつかなんとかならなくなる日が来るのかなぁ。

青に染めた髪色がだんだん落ちていくのを楽しみながら、今日も私はお風呂に入るのです。今はアッシュグレーのようないい感じの色味だけど、いつかブリーチしたてのような、煉獄杏寿郎のような、よもやよもやな髪色に戻ってしまうのかしら。

それだけは、なんとしても、避けなければ。

次の舞台が終わったら、もしくは稽古中に、整えに行かなきゃなぁ。


柊朔

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