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なぜスピリチュアル系はバカにされるのか①

はじめまして。
柊木マキと申します。

私は、ヒーリングサロンを2店舗経営する
ゴリゴリのスピリチュアル系ヒーラーです。
クライアント様も1000名を超えます。


それと同時に、
これから起業しようとしている人、
起業はしていてもうまくいかない人たちを
サポートさせていただくための
ビジネスコンサルもやっています。

「スピリチュアル×ビジネス」

いっけん真逆に見えるこの2つを
かけ合わせて活動しています。

どうして、こんなことになったのか...

そこにはこんな理由がありました。

最初はたくさんのお悩みを抱えて、私のサロンに通っていただいていた、ある女性がいました。年齢は私よりもひとまわりも下の若い女性です。

この方は、ヒーリングを受けたり、セミナーを受けたりすることで、お悩みを克服し、まるで別人のように明るくなりました。

その変化は容姿にもあらわれました。

正直最初は、私よりも歳上かも、と勘違いしてしまうくらい疲れきっていらしたのですが、みるみる本来の若さと美しさを取り戻していきました。
すでに結婚もしているのに、人生初のモテ期がやってきて、どこに顔を出しても人に愛される人気者になっていかれました。

そのお客様があるとき、こう言ったんです。

「マキさん。おかげさまで、私はもう悩みがほとんど解決しちゃって、今では本当に生きるのが楽になりました。だけど、まだ1つだけ悩みがあるとしたら、もう誰かに雇われるのがイヤなんです。」と。

マキ「え。じゃあ誰かに学んで、やりたいビジネスを立ち上げたらいいじゃないですか?」

「そう思ったんですが、誰に学んだらいいでしょうか?マキさん、誰か紹介してもらえませんか?事業を立ち上げるって、なにからやったらいいか検討もつかないんです。そして、私にそんなことができるのかも...。」

マキ「・・・。」

今でこそ世間は、ビジネスの先生だらけになりましたが、当時の超田舎の山形で、ちゃんとしたビジネスを教えてくれる人なんて、1人も思い浮かばなかったんです。

そしてこのご相談は、このお客様だけではなく、他にも何人ものお客様が言い出し始めたのです。

「もう納得のいかない待遇と給料で、尊敬できない、理不尽な上司の言うことをきいて、生きるのはイヤなんです。自分の好きなことを仕事にして生きていきたいです!」と。

これってヒーラーセラピストの仕事じゃないんじゃない?と私も最初はそう思いました。

だけど、多くのクライアント様が望むのであれば、私はそのお悩みにもこたえたい!

そう思うようになりました。


何よりお悩みを克服されたお客様たちが最後に望むものが、

誰かに支配されない、やりがいのある仕事とそれに見合った収入

であるということが分かりました。


私は、ヒーラーになる前から、ずっと経営をやっていたので、ヒーリングサロンを立ち上げる時も何となく感覚で出来てしまっていました。

だけど、「誰かに教える」というレベルではなかったので、私自身が本気で、時間とお金をかけてちゃんとビジネスを学ぼうと決心しました。

起業に関しては、
ヒーリングでは太刀打ちできません。

そこから私の、
「スピリチュアル×ビジネス」という
新たな道がスタートしたのです。

しかし、そんな決意をした私を
残酷な現実が待ち受けていました・・・。


ビジネス界では、スピリチュアル系はとてもバカにされていたのです。

もちろん口に出して言うような、ひどい人はいませんでしたが、そのような空気感がいやおうなしに流れていました。

スピリチュアル系=いわゆる
「ダメな人たち」「イタい人たち」
というレッテルがはられていたのです。

長年、スピリチュアル業界の仲間たちと、
スピリチュアルに理解のあるお客様たちだけの世界にいた私にとっては、衝撃でした。

スピリチュアル系って、
こんなに社会的地位が低いの?

なんで?どうして?
なにがいけないの?

そこには、こんな理由が見えてきました。

***世界や社会をもっと良くしたい!という気持ちは強いが、自分が稼げていない。 **

そうなんです。誰かのためになりたい、という気持ちはとても強いのですが、自分の人生を満足いくものに変えられていない、いわゆるちゃんと稼げていない。

「お金や数字と向き合えていない」

ここです。

私は当時、ヒーリングサロンオーナーとしては、大企業の部長さんくらいの年収があったのですが、それでもビジネスを教える先生としては、知識も経験も、そして「数字も」まるで足りなかったのです。

月収1000万円、という人がザラにいる中で、
メンターにこう言われました。

「社会を変えたい?世界を平和にしたい?そんなことは自分が稼げるようになってから、いくらでもやってください。誰かが困っているとして、1万円しか持っていない人と、1億円持っている人。どちらが多くの人を救えますか?」

この問いかけをされたときに、
私はハッと目が覚めました。


「あなたの本気はその程度なんですか?」

と、生半可な覚悟でヒーラーをやって、そこそこの成功で、何かをやったつもりになっていた小さい自分を見透かされたようでした。

もちろんそれまでも私は、つねに本気でお客様と向き合っていましたし、いつも全力でした。

だけどそれが、全力の「つもり」だった
ということを知りました。

自分のがんばりしだいでは、もっと多くの人の役に立てるかもしれないという可能性があったのに、それを見ようともしていなかった自分に気づかされたのです。

ビジネスの能力、しかも「教えられるレベル」を身につけることは簡単なことではありませんでした。

もちろん今もずっと勉強していますし、実践して、失敗しながら模索しています。

この勉強と作業は
これから一生、続けていくと思います。

そしてそんな私は、
さらに思いがけない人たちからの批判に襲われることになりました。

次回は、その思いがけない人たちからの批判
について書きたいと思います。

最後まで読んでくださって
ありがとうございます。

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