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この街が好き 千住 ❤️

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千住に関するの記事をまとめました。古くからの文化発信の拠点として、食、銭湯、蔵、古民家、まち、芝居、映像、物語など多彩な記事が集まっています。是非今の千住を堪能下さい。
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2023年12月の記事一覧

「あらかわの風景~お江戸最初の橋が架かる・千住大橋」

江戸時代、大川と呼ばれていた隅田川、現在、30以上の橋梁が架かっています。 その内、徒歩で渡ることができるものは、26橋です。 江戸時代には、5つの橋しか架かっておらず、それは江戸の町を守るためとも言われています。 1594年に最初の橋として、千住大橋が架橋されます。現在でも橋脚には「大橋」と記されており、東北への玄関口とされています。松尾芭蕉が深川の邸宅から船でここまで進み、袂にある素盞雄神社で、奥の細道への出立のために句を詠んだとも言われています。 江戸時代には、千住大橋

【story24】路地が人と街をつなぐ-千住暮らし100stories-

建築家 千住いえまち会長 鶴巻俊治さん 木電気に誘われて 不規則に入り組んだ路地には、束の間、大人を子どもに還す魔法がかかっている。足を踏み入れると、両側から漏れ聞こえるテレビや食器の音、人の話し声、狭い道の先に思いがけず花をつけた樹が現れ、その下に悠々とやって来た猫が「この辺じゃ見ない顔だな」という眼をして座り込む。このまま進むとどこに連れて行かれるのだろうか――ちょっとした冒険をしているような、そんなワクワクした気持ちにさせてくれる。 荒川土手の手前に扇状に広がる柳

北千住に暮らし始めて7周年 千住暮らしについて振り返ってみた

なぜ北千住?北千住に自宅を構えてからちょうど丸7年が経ちました。実家を18歳で離れてからこれまで同じ場所にここまで長く住んだことはありませんでした。 そもそもなぜ北千住に住んだんだっけ?って今更ながら思い出してみました。当時色んな要因が重なって選んだ街ですが、結果的に最高の場所だったと思います! アクセス 住まいに北千住を選んだ一番の理由は間違いなくアクセスの良さがあったと思います。当時は父親の介護も落ち着いてきたタイミング。今後のことも考えると茨城へのアクセスは必須だ