見出し画像

RIZIN初心者さんでもわかる!RIZINバンタム級ジャパンGPまとめ(RIZIN.33編)【今より格闘技が1,33倍くらい面白くなる記事】

*この記事は執筆者の個人的な考えや推測が多く含んでおり、また格闘技関係者から直接話を聞いて執筆したというものではなくただの一格闘技オタクが書いたものであるため間違った情報が書かれている可能性があります。もし間違いやご指摘、誤字脱字があった場合はコメントなどで教えていただけると嬉しいです。
 またこの記事内で選手や格闘技関係者の敬称を省略している場合があります。予めご了承ください。
 この記事は、今までの「RIZIN初心者さんでもわかる!RIZINバンタム級ジャパンGPまとめ」というタイトルの記事とつながっている部分が多いのでまだ読んでいない人はそちらを読んでからこの記事を読むと、より深く詳しく楽しめると思います。

➀はじめに


 この記事は「RIZIN.33」の試合の中でもRIZINバンタム級ジャパンGPの試合に焦点を当てた解説記事です。
今までのバンタム級ジャパンGPの解説記事と同じように技術的な解説というより選手のストーリーや特徴を中心に解説していこうと思います。
 
 またこれまでのバンタム級ジャパンGPの選手やストーリーが気になる方は自分が書いた「RIZIN初心者さんでもわかる!RIZINバンタム級ジャパンGPまとめ」という記事がありますのでよかったら読んでみてください。


②朝倉海vs瀧澤謙太 

画像1

世界へ殴り込め!革命のアウトサイダーvs変幻自在!瀧澤拳

 朝倉海の知名度はもう周知のものだろう。元RIZIN王者でチャンネル登録者100万人越えのYoutuber、ド派手な試合とYoutubeでのギャップでファンに多く支持されているが、何故か大晦日での戦績が振るわない。特にベルトがかかった過去2戦では負けている。
(2019年vsマネル・ケイプ 2020年vs堀口恭司)


 しかしベルトがかかった大晦日はもう三回目、ファンの胸中何より朝倉海自身三度目の正直として乾坤一擲の大勝負に挑む!

 そんな朝倉海にトーナメント準決勝で立ちふさがるのはダークホース瀧澤謙太。175㎝の長身とリーチ、殺傷力の高い空手仕込みの打撃が武器である。ひょうひょうとした佇まいと配信活動に熱中という現代の若者其のままのような選手だが、前戦下馬評圧倒的不利の元谷友貴に勝ったことで大晦日進出を決める。会見で朝倉海の全てを奪うといった覚悟を持った戦士である。

 最初の決勝進出者を決めるこの試合は、三度目の正直か、持たざる者の逆襲か!KO必至のこの試合を見逃すな!


試合の見どころ 
 両者ともパンチが強いアグレッシブなファイターなため、おそらく2人ともとも狙いはリング中央に陣取って相手にプレッシャーをかけ、相手が不用意に出した打撃に合わせてのカウンターを考えていると思われる。この距離の取り合いの攻防は長い手足から出される後ろ回し蹴りのような距離を作る打撃がある瀧澤の方が若干有利だろう。だが朝倉相手に近距離の打ち合いは打たれ強さと打撃の威力がなければ一方的にやられてしまう。
 
 そのためこの試合は本来なら打撃巧者の2人が作る緊張感あふれるヒリヒリした試合だろうが、今回は1日2戦あるトーナメントの1戦目であるためケガなく早めに終わらせることが理想だ。だからこそ急いで決着を狙いたいが不用意な打撃を出すと相手にkoされてしまう。
 両者の攻め時と引き時がカギとなるヒリついた打撃の交錯を見逃すな。


③扇久保博正vs井上直樹

画像2

泥臭さと根性のベテランvs非情なる若き俊才

 扇久保博正は掴み切れない男である。修斗王座戴冠直後に堀口恭司にチョークで負け、UFC契約もあと一歩で逃すと同時に離婚、RIZINのタイトルマッチでも朝倉海にTKO負けと人生逆転のチャンスを悉く掴み切れない。しかし扇久保はそれでもまた立ち上がり戦いの螺旋に身を任す強さを持つ戦士である。高度に連結された打倒極とテイクダウンの強さ、そして何度やられてもあきらめない根性を武器にトーナメントもベテラン2人を自分のスタイルで勝ち上がってきた。今回こそ最後に笑って栄光をその手に掴み切れるか!

 対する井上直樹は朝倉海と並ぶトーナメント優勝候補である。vs元谷では寝技巧者の元谷にわずか3分でバックを取って一本勝ち、男塾塾長石渡には強烈なカウンターパンチでko勝利、vs金太郎ではパワフルな打撃を持つ相手をカーフキック、関節蹴りとジャブでコントロールしきって勝利と3戦とも違った魅力を出して勝つなど幻想を大きく膨らませていっている。長いリーチを生かした打撃と決定力の高い寝技、そして自分の攻撃は当たり相手の攻撃はギリギリ当たらない絶妙な距離感を作るステップが井上最大の武器だ。このトーナメントを世界への踏み台にして駆け上がれるか!

 夢と未来のぶつけ合いを制して、大晦日に笑えるのはどっちだ!


試合の見どころ
 両者ともトーナメントの中でもハイレベルなオールラウンダーであり特にバックの強さに定評があるが、そうなると重要なのはそれ以外の武器である。井上はステップと関節蹴りやカーフキックといった足元への蹴りで間合いをコントロールして扇久保からテイクダウンされない位置取りを作りながら試合をしたいだろう。扇久保は逆に近づいてグラウンドの展開に持ち込みたいため、左右のフック→足を持ってのテイクダウンといったコンビネーションや左ハイキックで打撃戦を有利に進めたい。

(扇久保が長身の相手に打撃戦で優位に運んだ試合。自分より身長が15㎝高い瀧澤にハイキックを当てている。)

 そのためこの試合は井上の距離の設定と扇久保がどこでテイクダウンを仕掛けるかがカギになるだろう。早めに扇久保がテイクダウンを狙える距離に入れれば扇久保のペースだが、井上はそれをさせないスキルセットがある。
 距離と駆け引き、そしてトーナメントへの思いが出てくる熱い試合を見逃すな!


④元谷友貴vs金太郎

画像3

ガラパゴス系テクニシャンvs令和の火の玉ボーイ

 リザーブマッチにこのレベルの試合が見れるのはこのトーナメントの過酷さを物語っている。元谷友貴は元DEEP2階級王者でいわずと知れた国内最高峰のぐラップリング技術を持ち、最近はブラジル修行で身に着けたムエタイベースの打撃を積極的に使うようになったオールラウンダーである。トーナメントの初戦では現役修斗王者の岡田遼に打撃戦で圧倒して勝利したものの、続く二回戦で瀧澤謙太のまさかのko負け。今回のリザーブマッチで元谷友貴いまだ強しという姿を見たい。

 その相手である金太郎はパワフルな剛腕とガッツあふれる試合で非常にファン人気が高いファイターである。一回戦では伊藤空也と大会ベストバウト級のアツい試合を見せるが、二回戦では井上直樹に打撃戦で圧倒され敗退となった。RIZINでは現在2勝2敗と成績は振るっていないが大晦日に強豪相手に金星を挙げて、ファンに笑顔を振りまく千両役者となるか!

 古豪が格闘技の厳しさを見せるか、若き人気者が大金星を挙げるか!


試合の見どころ
 この試合を見るためにここ最近の元谷の勝ち試合を見ていきたい。

vs魚井フルスイング戦では強打が武器の相手に終始苦しめられるも逆転のギロチンを極めて勝利した。vs岡田遼戦では技巧派の相手に対して打撃で主導権を握って勝利した。ここからわかる通り対元谷において打撃の主導権を握られること=敗北といっても過言ではない。そのため金太郎は左ミドルと強打で元谷を下がらせたい。また最近の元谷は首相撲をよく使うので膝蹴りも有効打の1つだろう。

だが相手は百戦錬磨の元谷で依然金太郎不利は変わらない。グラウンドでは圧倒的元谷有利なためどちらが自分のやりたい試合を押し付けられるかが重要になるだろう。
 リザーブマッチにはもったいなさすぎるこの試合を制するのはどちらだ!


⑤おわりに

画像4

 今回も長々とお付き合いありがとうございました。また今回のような選手の裏側や人間模様に興味がある人はRIZINのYouTubeチャンネルで投稿されている「RIZIN CONFESSIONS」を見てください!製作はRIZINの煽りVを作っている佐藤映像なのでテンションぶちあがる事間違いなしです!

 また今回はこのカード以外にもたくさんの魅力的なカードが多くフジテレビで大晦日6時から5時間生放送が行われるので会場に行けなかった人やPPVを買うのがハードルが高いなぁという人、何より格闘技にあまり興味がない人も是非見てください!

 ここまで読んでいただきありがとうございます!






 

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?