実際に聴いたおすすめAudible
Audibleが気に入って、最近よく聴いています。
移動中やちょっとした隙間時間で聴くことができるので、読書量が増えました。
ただ、書籍や電子書籍と比べてどうしても単価が高いので、買う時に失敗を避けたいのですが、レビューはあまりありません。
単に売上げランキングを載せたサイトなどはあるのですが、Audibleサイト内のランキングと変わりませんし、参考になりませんでした。
そのため、自分が実際に聴いた評価を書いていこうと思います。
私と同じような境遇の方のお役に立てれば幸いです。
オーディオブックとしての評価と、書籍としての評価を載せています。
前者は、内容がオーディオブック向きか、朗読の質といった評価、後者は、書籍としての内容についての評価としています。
また、ネタバレは極力しないように書きます。
ザリガニの鳴くところ
評価
オーディオブックとして ★★★★★
書籍として ★★★★★
満点をつけてしまうと後から困りそうですが、小説としても、オーディオブックとしても素晴らしかったです。
忘れられた巨人
評価
オーディオブックとして ★★★★☆
書籍として ★★★★★
素晴らしい小説でした。考えさせられますし、読んだ人と語り合いたい作品だと思います。
どうしてこうなったんだっけ、この部分はどんな意味だったんだろう、などと読み返したいことが何度かあり、探すのにちょっと苦労したのでオーディオブックとしての評価は少し下げましたが、決して出来が悪いわけではありません。
下町ロケット
評価
オーディオブックとして ★★★★★
書籍として ★★★☆☆
先月、Audible会員特典のボーナスタイトルだったので、すでに会員だった多くの方はすでに聴いているとは思います。
難しい表現もなく、展開もわかりやすくスラスラ聞けるのでオーディオブック向きです。
三体
評価
オーディオブックとして ★★★☆☆
書籍として ★★★★☆
中国のSFです。一冊目を聴き終えました。続きも聴きます。
朗読は聞きやすいのですが、オーディオブックとしては漢字がわからないために中国の名前や単語などがわかりにくいところがありました。
登場人物表はPDFで付いてきますが、用語集のようなものもあると良かったかなと思いますのでここにもいくつか書いておきます。
こうえいへい 紅衛兵、こうがんきち 紅岸基地、こうき 恒紀、らんき 乱紀
Audible向きではない本
リリースされている本の中にも、Audible向きではない本もあります。
どうしてもラインナップに入れたい話題作だったりとかの作り手の事情もわかるので、ある程度仕方がないことだとは思います。
下に挙げるような本は、Audibleではなく書籍で買うのがおすすめです。
表現が難しい本
Audibleで「舞姫」を買って聴きましたが、この本は文語体で書かれている(知らずに買いました)ので聴いてもわけがわからなかったです。まるで外国語を聞いているようでした。
読書なら漢字から意味がわかるのですが、朗読では厳しいです。
また、難しい単語や知らない言葉が多く出てきて、辞書を引きつつ読まなければいけないような本は朗読では難しいです。
挿絵、図、写真やグラフなどの多い本
「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」もリリースされていてランキング上位にありますが、図やグラフが多い本なので向いていないと思います。
私は書籍で買って読みました。Audible版は買っていません。
学習本
英語表現、英単語の本も聴きましたが、Audibleアプリに区間や章単位でのリピート機能が無いために使いづらいです。
途中を読み返して確認したり、捜し物をしたりする本
あのシーンをもう一度聴きたい(読みたい)と思った時に、探すのが難しいです。
推理小説などは特に向かなさそうですね。
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