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我慢の限界

 定期診察に行って来ました。薬を飲むタイミングを変えてもらって1ヶ月半ほど経ちましたが、特に問題ありませんでした。それは、「イトリゾール」という抗真菌薬なのですが、この薬のやっかいなのは、服用前後の2時間(つまり計4時間)実質飲食禁止なことです。例えば午後1時に昼食が終わると、3時のおやつはイトリゾール、その後も夕方5時まで原則何も口にできません。私はこれを約4年間続けてきたのですが、これだと午後は喉が渇くので、まともに動けないんです。外出先でお茶も飲めないというのも、地味につらい。。薬の飲み忘れ防止に、昼食後に毎度2時間タイマーをセットするのも、これまた地味につらかった。。。

 それらに加えて、近頃の猛暑では午後から水分補給が出来ないのは、熱中症にしてくださいみたいなことなので、服用時間を変更してもらった次第です。毎夜9時に飲んでいる免疫抑制剤(ネオーラル)の2時間後にイトリゾールで夜11時。私は帰りが遅かったり、晩酌や夜食をするわけでもないので、このパターンのほうが飲み忘れは少ないと思います。先に寝てしまったら終わりですが。

 ネオーラルもイトリゾールも一生続けないといけない(しかも重要な)薬なので、なるべく自分の生活に合った飲み方にしたいと思いつつ、効き具合が気になってそのままにしていたのですが、今のところ血液検査の結果に問題も無く、変更をお願いして良かったです。

 それはそうと、このところ明らかに外出する人が増えて、感染予防の緊張感も緩んでいます。新型コロナウイルス対策が本格的になってから、実質半年くらいだと思うのですが、やっぱり人間これくらいが限界なのでしょうね。経済が落ち込めば、私たちのような社会保障制度で生きている人たちを守れなくなるのも確かなので、あまり身勝手な主張もできないのですけれど、この世には何年も外出ができずに我慢している人がいることは、どうか忘れないで欲しいと思う今日この頃です。

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 ■私の闘病と移植体験まとめ

『片肺はデフォである』 https://katahighde.jimdofree.com/

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