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あえいうえおあお

 以前からうすうす気付いていたことですが、わたくし、頬の肉が落ちてきております。

 先日、甥っ子がプレゼントにもらったデジカメで、みんなの顔写真を撮りまくっていて、私もその被害?に遭ったのですが、そのデジカメのディスプレイには、これまで認めたくなかった自分がいました。

 たくさん飲んでいたプレドニン(ステロイド)の量が減って、顔のむくみがとれて良かったなー、などと油断していたせいもあると思うんですけれど、やっぱりその間も身体は正直に歳をとっていたのです。

 さらに振り返って考えてみると、闘病中から大声で笑ったり、話したりすることが極端に減っていました。精神的なこともありますが、そもそも、呼吸そのものがしんどいので、声を出そうにも出せない状態でしたから。

 かなり元気になった今も、その延長上であまり大きな声は出しませんし、口数も病気になる前ほど多くはないですから、頬周りの筋肉が落ちていて当然。年齢以上に、頬が落ちてきて当然ではないか、、。

 というわけで、数日前から、劇団のボイストレーニングまがいなことを始めました。大きく口を開けながら、「ワオワオワオ…」「あえいうえおあお、かけきくけこかこ…」などとやっています。あんまり声を出すと、恥ずかしいのとやっぱりちょっと苦しいので、とりあえず、人の見ていないところでこっそりと。

 もし、病気などで、最近笑ってないな、話してないな、という方がいたら、少し気分も変わりますので試してみて欲しいと思います。ただし、急に勢いよくやると、顎関節に負担がかかって危ないので、お気を付けてどうぞ。

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 ■私の闘病と移植体験まとめ

『片肺はデフォである』 https://katahighde.jimdofree.com/

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カタハイデ・ワルツ
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