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絵本とコミック(完成版)

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ひとりぼっちのヤン【創作マンガ】ショパンの友だち

はじめにこのマンガは、ショパンの少年時代の友人ヤン・ビャウォブウォツキの物語です。 ショパンが6歳の頃から11年間親友であったヤンは、歴史の中で忘れられ、詳細はよくわかっていません。わかっているのは、ヤンがポーランドの田舎ソコウォボに住む貴族の息子であること、ショパン家の寄宿生でワルシャワ大学の法律学科に進学したこと、絵や音楽が好きだったこと、そして若くして病気で亡くなったという事実です。 親友ヤンと末妹の死は、明るい少年だったショパンにとって「初めての哀しみ」と言われま

ヤンとフリデリク【創作マンガ】ショパンの友だち

はじめにこのマンガは、ショパンの少年時代の親友を描いた作品です。 前作『ひとりぼっちのヤン』の続編になります。 ヤンはショパンのお父さんが経営してる寄宿舎の生徒であり、そこで幼いショパンと出会いました。 9年後、病気で故郷に帰ったヤンに、ショパンは手紙を書きます。 彼らの出会いはショパンが6歳、ヤンが11歳のときでした。 ショパンが中学生になるころ、ヤンは大学生です。 このように年の差があるのに親友となり、一緒に泣いたり取っ組み合いのケンカをすることはできるのでしょうか?

【お知らせ】ハードカバーの絵本を作りました!

絵本を作るならハードカバーと考えていたので、今年の夏、目標ひとつ達成です! 小さなショパンが初めてピアノに触れる瞬間を描いた物語です。音の魔法に魅了される子どもの目線から、その初めての体験を色鮮やかにとらえたい。幼いショパンが音の世界に飛び込む姿を通じて、子どもたちに音楽の楽しさや夢の広がりを伝えます。 大人も子供も家族で一緒に楽しむことができる一冊です。 絵本制作は2022年夏 この物語はホテルのロビーにあるグランドピアノにさわる子どもたちから着想を得ました。 子ども

【創作マンガ】少年ショパンの「パンが食べたい!」

ショパンの手紙から生まれたオリジナルマンガです。 音楽の天才ショパンが綴った、子どもっぽくもユーモラスな手紙「ぼくも禁じられてるパンが食べたい!」。それを見守る家族たちが織りなす物語。手紙を読んだ3姉妹の反応は? ページ末にショパンと時代背景をまとめましたので、そちらも合わせてお読みいただくとより一層楽しめると思います! 【創作漫画32p】「パンが食べたい!」ご閲覧ありがとうございました! コメント欄に一言感想いただけると嬉しいです! マガジンメニュー 「ショパンの手紙

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エミリア・ショパンの小さなおはなし

(4)小さなティトゥスのおはなし

お姉ちゃん、お兄ちゃん、小さなティトゥス。 19世紀前半、ポーランドのおはなし。 ポーランドは一度地図から消えて、 復活したけど、また消えちゃいそうな時代。 ティトゥスはショパンの友だち。 音楽とピアノが好きで、作曲もするが、音大には行かなかった。 なぜなんだろう?と、年表見ながら創りました。 『小さなティトゥス』のおはなし ティトゥスが作った曲 ティトゥスが作った曲は、『マズルカ・変ロ長調 ~ ルブフの想い出』。これは題名以外いっさい不明だった。 しかし最近、

ショパン17歳の葬送曲~親愛なるヤンへ

仲良しだったヤンが病気で田舎に帰ったので手紙のやりとりをしているが、最近返事が来ない。妹も病気になり、フリッツは心配でたまらない。 そんなときヤンは死んだという噂が流れた。 . . . . . . . . . . . . . ■1827年(17歳)作の葬送曲 童謡のようにシンプル。 真ん中のパートが可愛らしくてしんみりする。 この絵を描く間ずっと聴いてた。 超マイナー曲なのでYOUTUBEでも弾いてる人が少ないけど、これが好き。 妹ちゃんは文学の才能があり、自分が

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ゲルダのあかいバラ

ハンスの夏休み(完成版)【前半】

ハンスの夏休み【前半】 19世紀末ドイツの少年、ハンスくんのおはなしです 原作:ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』より 後半へ続きます

ハンスの夏休み(完成版)【後半】

ハンスの夏休み【後半】です 19世紀末ドイツの少年、ハンスくんのおはなし 原作:ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』より 前半はこちら

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ふと見ると、傘が歩いてた