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人材サービスの付加価値は、いい人材が集まる会社、組織を構造的に設計する!

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

『整理・整頓・清掃・清潔・躾・作法』 6Sの徹底を提案します。
私は長らく製造業の人事総務部で工場の安全衛生の委員として工場をマネジメントしていました。その中で製造現場において、5S活動は大事な取り組みの一つです。
さらに最近は6S作法も大切です。

私は5S+1S(6S)活動がこの転換期に教育として捉えることがポイントです!
まず最初に、5Sについて確認しましょう。
・整理(Seiri) :いる物といらない物を区別して,いらない物を捨てること。
・整頓(Seiton) :いる物を使えるようにキチンと置き、誰でもわかるように明示すること。
・清掃(Seiso) :常に掃除をしてきれいにしておくこと。
・清潔(Seiketsu):整理、整頓、清掃、の3Sを維持すること。
・躾 (Sitsuke) :決められたことを正しく守る習慣づけのこと

6S 7S活動とは
・6S作法(Saho) :正しい行動ができること。
名刺の渡し方、挨拶の仕方、電話の取り方、等の正しい作法のことをいいます。
洗浄(Senjyo)+殺菌(Sakkin)も注目されます。

<5S+1S(6S)の実際の活動内容>
私の5S+1S活動を記します。
●清掃活動
各職場では、毎朝10分間の清掃活動を実施します。
昔は始業前の10分間の自主清掃でしたが、現在は始業開始後の10分間になりました。
定時内に清掃が組み込まれる事は、社員にとってとても良いことです。
清掃には、
・全員参加する。(社長をはじめ管理職も率先して清掃する)
・各自の清掃担当エリアを決める。
・トイレ掃除は交代で実施。
入社時に、まさかトイレ掃除を自分達で行うとは思いもしませんでした。
清掃業者にお願いしているもんだと思っていましたので、最初は戸惑いがありました。
トイレ掃除の効果は、自分達の職場は自分達できれいにするという意識付けになりました。
また、掃除する側の事を考えて、トイレはきれいに使うように意識が変わってきました。

●(5S+1S)活動組織
〇(5S+1S)委員の選出
・各部署には、リーダーを置きます。
・各部署から、メンバーを1名選出します。
〇全社の(5S+1S)委員は、
各職場の管理職(役員、部長、課長)と各部署から選出されたリーダーとメンバーで構成されます。

●活動の具体的内容
・(5S+1S)委員は毎月1回職場巡回し、(5S+1S)がキチンと行われているか確認する。
作業スペースに余分な物が置いてないか。
棚が整理されているか(表示はされているか)
ゴミの分別が正しくできているか。
蛍光灯カバーにほこり、汚れはないか。
エアコンの掃除は定期的に実施され、チェックリストに記載されているか。
会議室は使用後きちんと片付けされているか。
等等、
・職場巡回で指摘された事項は、改善報告書を用いて1か月以内に改善結果を報告する。
・(5S+1S)委員は改善した現場を確認する。
・毎月の職場巡回の結果を毎月の全体集会で報告し、横展開をはかる。

●(5S+1S)活動は、どこまで踏み込んで行うか。
・ある程度職場の整理整頓が徹底してくると、職場巡回での指摘が細かいところに及んできます。
ある時、私は引き出しの中をチェックされました。
まさかこんなところまでチェックされるとは思ってなく、なんでこんな所まで見るの・・・という感じです。
だって、引き出しの中は外から見えないじゃないですか。
しかし、引き出し内に本来は共通ファイルに入れておくべき資料がありましたし、また、かなり乱雑でもありました。
机の中の整理整頓も大事であると思った次第です。
・(5S+1S)活動は、細かいところまでガンガン取り組んだほうが、いい結果になります。
みんなの意識も高まってきます。
・各人の(5S+1S)に対する意識付けがしっかり出来ているかといことです。
日々の取り組みが大事です。

●他社を見る目
・このように、5S+1S活動を行っていると、他社を訪問した時にきれいかどうかが、気になるようになりました。
・駐車場がきれいで、ゴミ一つ落ちていなければ気持ちがいいし良い会社と思います。
・社員が元気よく挨拶してくれると、これまた気持ちいいし、元気になります。
・トイレがきれいで臭くなければ、これまた気持ちいいものです。
このような会社とは、一緒に仕事をしたくなるものです。
さらに環境のよい会社には、いい人材が集まります!


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