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『弱さの情報公開できるチームは』

(株)スクラムヒューマンパワーの日原 達仁です。
私の記事を読んで頂き感謝です。

時代は高校に遡ります。 山梨県立日川高校に進学して最初の試練は

入学2日目のオリエンテーションでした。
後に私の1年生の時のオリエンテーションの様子は、NHKの関東甲信越で放送されました。30数年前です。

初日が大変で言葉にならないほど、2時間の正座、応援練習、校歌、学生歌その1,その2、応援歌その1、その2 そして応援節、それも6曲が3番まで その歌を入学2日までに覚えてくる。音感も分からない!

理不尽で、恐怖心との戦いでした。

先輩を見かけたら大声 あいさつし、廊下の歩き方から 身体で躾を叩きつけられました。

長い正座で両腕を上にあげる応援の練習では耐えられずに、泣きだしたり、

足がしびれすぎれ倒れる生徒もいました。

弱い自分をさらけ出します。そして、競歩大会も尋常ではない距離です。

山梨市から奥多摩まで70㎞ 坂道を夜中 走ります。

そして私はラグビー部に所属しましたので、当時 日川のラグビー部は強豪で日本一を目標に非常にきびしい練習(ランパス)でした。

おしっこお漏らしそうになったり、泥の水を飲んだり、首の皮がむけるまで

永遠にスクラムを組みました。

弱い自分と向き合い、強い選手、人間になるんだ!

今でも高校、大学で同じ釜の飯を食べた仲間は永遠の友です。

私の弱いところもたくさん理解しています。

寮生活は最高の経験です。上級生になると、点呼が終わると 

僅かなお金で鍋を囲む、日本酒で一杯、他愛無い会話ですが、

『対話』を繰り返します。


時は30数年経過しましたが今でも学生時代の絆の深さを感じます。

ラグビー、そして社会人でたくさんの経験をしました。

大半は苦い体験の方が多いですね!

人に相談できずに 一人で 問題を抱え、重度の鬱病で

3度に精神科の病院に入院しました。

通院で病院のバスに乗るのがいやでいやで

誰かに見られたら プライドが傷つく!

バスから甲府駅に降りるときは、緊張で汗がでました。

鬱病の回復では、日誌を書いたこと。

アドラー心理学の本を読んで気づいたこと。

そしてしばらく して 鬱病を公開するようになりました。

鬱病になったことを自己開示しました。

この経験を誰かにしっかり伝え、絶対の回復できる病気である

ことを語りたい!現在たくさん こころの病気で苦しんでいる

日本人が多いですね!

今は6年ほど病院には受診していません。

先日原田隆史先生を弊社の研修講師をしてお招きして

冒頭「弱さの情報公開」というキーワードが何度か出てきました。

私のの中ではこれがとても強烈に印象に残りました。

原田隆史先生が『これからみなさん 病名を考えて公開してください』
「弱さの情報公開」とは、お互いの弱さや苦労を公開し合うことで、つながることができる、弱さは分かち合うべきワークをやりました。

この「弱さの情報公開」私は

過大承認欲求型否定言語恐怖症候群

と病名を公開しました。

恥ずかしい気持ちになるかと思いきや、気持ち、こころがすっきりしました。

そして会社のメンバーも「弱さの情報公開」聞くと

なんか ほっとしました。

弱さを公開できるチームこそが絆が固くなる!

高校、大学時代の仲間、そして家族 夫婦 ありのまま

弱い自分を相互依存の関係で支え合う。

弱さの情報公開とは

1.自分の弱さを知る、受け入れる
2.相手に自分の弱さを伝える
3.相手の弱さを知る、受け入れる

是非あなたの会社、組織、チームで弱さの情報公開を

やってみてください!

今の時代はそのそれぞれが対立しています。

これからは『対話』をたくさん交わして、

幸せな人生を選択しましょう!

楽しいから笑うのではなく、
笑うと楽しい !
可愛いから可愛がるではなく、可愛がると可愛くなる!

最後に弱さの情報公開できるチームは『きずな』が深まります!


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