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若者と旅

昨日、長男が「去年の今頃はどこにいたかなあ?」と日本一周バイク旅のことを思い出し、記録してあるインスタの旅用のアカウントを見ていた。
ちなみに、そのアカウントは、私には内緒にされていたもの。
知ってる人は知ってるけど、長男は昨年の夏、東日本一周については私に伝えていたけど、引き続いて出発した西日本一周のことは私に黙っていて、年明けの成人式の朝に、動画でサプライズ的に報告してきた。『アンマー』の曲に乗せて・・・「アンマー」は沖縄の言葉で「お母さん」の意味で、反抗期の頃の思い出の曲。
基本が野宿の旅で、東日本だけでも心配だったのに、まさか西日本まで、台風にも負けず、沖縄にもフェリーで渡り、完遂していたとは驚いた。

そんなわけで、私にとっては、初めて目にする長男の旅の記録でもあった。
旅先での思いや出会いがいいなあと思って、9月9日周辺の記録より・・・

すっかり旅好きな長男は、去年北海道で知り合った大阪の友達と、今年の8月に富士山に登り、つい最近は、同様に富山で知り合った女子たち(京都の大学のワンダーフォーゲル部)と白馬岳に登ってきた。
*中秋の名月の今夜も、一人で県内で車中泊している(笑)

私もそうだったけど、一人旅の良さは、偶然や人に恵まれること。
一人旅を恐がる人も多いけど、友達や恋人と出る旅では話す相手が仲間になってしまうけど、一人旅は、自分一人対世界(景色も出会いも)という感じになり、無限大の広がりを感じる。

そんな長男や次男世代を目の前にしている影響もあるのか、最近、YouTubeで知る若者の世界がおもしろい。

最近見て良かったものを二つご紹介。
どちらも、たまたま出てきて知ったもの。

①佐藤健くんと千鳥のノブのYouTubeで、ワンオクロックのTakaの家を訪ねて、Taka作の絶品カレーを食べる。3回完結の、2回目。

私は、ワンオクロックの存在は知っていたけど、動くTakaを見たのは初めてだったかも(遅っ!)。この番組のおかげでTakaに興味を持ち、調べたら、森進一と森昌子の息子さんなんですね(遅っ!)。
圧倒的な歌唱力や英語力にも驚いた。
最初にこの番組で「16歳の頃に1年間住み込みで料理修行をしていた」と聞いた時は、「売れっ子歌手になる前に苦労した人なんだなあ~」と思っていたけど、慶応幼稚舎から慶応の付属高校に進み、でも、音楽活動のために自主退学し、その頃にお父さんの森進一に勘当されての住み込み生活かと思ったら、納得の育ちや性格の良さや(歌唱力も)、すべてをはねのけて自分の道を貫く強さがあったんだな、など、何重にも感心した。

②Repezen foxxのDJ社長による、英会話の上達法の動画。
(下に説明を書くので、良かったらその後見てください)

私はこの、DJ社長のことも知らなくて(私の年代なら知らない人の方が多いだろうけど)、最初に知ったのは、朝倉未来が関わっている「Breaking Down」(素人格闘技)での、 DJ社長 vs 10人ニキの試合を見たことからでした。
今年になってから、朝倉未来のYouTubeを熱心に見るようになり、そこから派生する、いわゆる「ワル」の男たちの生きざまが興味深くて、DJ社長は、ワルということもないだろうけど、これもオススメに出てきたので見てみたら、「なるほど!(日本人の英会話能力が発達しないわけだ)」の内容だった。私は全体がおもしろかったけど、彼の心根の良さを感じる部分だけ見たいという人は、ラストの、46分15秒からでもご覧ください。
*今、次男に「レペゼンフォックスのDJ社長知ってる?」と聞いたら知っていて、「キミ(←私のこと)、中学生みたいな趣味だね」と言われた(笑)

なんだろう、佐藤健ももちろん素敵だけど、Takaにしても、DJ社長にしても、新しい感覚や次世代だなあって思う。世界を広げるために、英語を独学でどんどん上達させている。コロナで動きにくい今ではあるけど、長男含めて、まさに「Borderless」。
国境や垣根を、インターネットが越えやすくさせているのも間違いないし、日本の未来は心配だけど、長男にも次男にも、いろんな意味でボーダーレスに生きていってほしい。

YouTubeや、インターネットから得られる刺激を楽しみつつ、長男が、発信を先にするタイプではなくて良かったなあと思っている。
「山に登ります」「山に登っています」と書くのではなく、「山に登りました」と成してから書くタイプ。
未熟な時に、自己顕示欲の方が勝ってしまうと、発信によって後戻りできなくなり、大きな失敗をしてしまうこともあるので。

私自身、発信を始めて20年近くになるので、その良し悪しをよくわかってるつもり。たいていは人様に喜んでもらえて、うまく使えば自分自身の運気向上にもなる。

アカデミックな成田悠輔とかも好きだけど、自分よりずっと若い世代の進歩的な感覚がうれしい。
うまくまとまらないけど、息子ら含めて若い世代から学ばせてもらっています。


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