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Surface ProとBlender 左手デバイスで快適操作

Surface Pro 5th genがWindows 11にアップグレードできないと知って、慌てて、寝かしていた記事を投稿します。今さら感、満載の内容で恐縮です。Surface Pro 5th genを使って気楽にBlenderでスカルプトするのが好きです。

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こんな感じで、こじんまりと作業できるので好きです。AutoHotkeyというアプリで画像のような操作を実現しています。回転、拡縮、移動を左手デバイス(小型キーボード)の押しやすいキーに割り当てています。

Surface Pro 5th gen と 小型キーボードだけでも以下のような作品が作れるので楽しいです。

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AutoHotkeyのインストールと設定手順

1)AutoHotkeyのダウンロード、インストールします、筆者が使っているのはAutoHotkey_1.1.33.10です。
https://www.autohotkey.com/
2)example.ahkというファイル(以下、スクリプト)を作成します(参考スクリプトを記事の下部に載せておきます)。
3)キー操作のルールをスクリプトに書きます(例えば、ボリュームアップが押されたら、マウスの中クリックをする、など)
4)作成したスクリプト(example.ahk、など)をダブルクリックします
5)タスクバーにAutoHotkeyのアイコン(おそらく、背景が緑のH)が表示されることを確認する
6)動作確認する

; 実行中のスクリプトがもうひとつ起動されたとき、自動的に既存のプロセスを終了して新たに実行開始する。
#SingleInstance, Force

; WindowsAPIの SendInput関数を利用してシステムに一連の操作イベントをまとめて送り込む方式。
; 他のプログラムがキーフックを利用していると性能が低下する。
; この方式が利用できない状況では、代わりにEventモードが使用される。
SendMode Input

; スクリプトの作業ディレクトリをスクリプトのあるディレクトリパスに設定。
SetWorkingDir, %A_ScriptDir%

#IfWinActive Blender

   ; ボリュームアップ - マウス中ボタン
   $Volume_Up::MButton

   ; ボリュームダウン - Shift - マウス中ボタン
   $Volume_Down::+MButton
   
   ; メディア戻るボタン >> - Ctrl - マウス中ボタン
   $Media_Prev::^MButton

   ; メディア次ボタン >> - Ctrl - z
   $Media_Next::^z

   ; 一時停止ボタン  || - Ctrl - Shift - z
   $Media_Play_Pause::+^z

#IfWinActive


買ったときはフリーズ頻発で、ようやく安定稼働してきたと思ったSurface Pro 5th gen i7 7660U/16G、まだまだ現役で戦えそうなのですが、新しい手法を模索する時期がきた、ということですね。前向きにとらえて、今の恵まれた環境に感謝しつつ、引き続き、制作活動に励もうと思います。Windows10は、2025年10月14日までサポートされるみたいです。


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