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本当に怖い中学受験!こんな母親のメンタルはヤバい

ひぐらし坂の母でございます。

数年前に中学受験を終え、無事に開成中学に合格しました。
このnoteでは息子の中学受験を振り返り、親子のメンタルを最強にするための考え方をお伝えしています。

中学受験は究極的には【親子のメンタル】が重要です。
特に【母親のメンタルが9割】というのが私の持論です。
このnoteの基本姿勢はプロフィールをご覧ください。

さて。
この時期になるとお子さんのお勉強も追い込みにはいりますが、それ以上にお母さんが追い込まれてしまっているのでは・・・と心配になってしまう状態になっている方がいらっしゃいます。

中学受験は親子の受験!
お子さまのがんばりを120%に増幅させるためには、お母さんのメンタルが重要です。
来年2月を笑顔で迎えるために、こんな状態になってたらちょっと危険!というヤバいメンタルのためのアクションプランをご提案いたします。

「私は大丈夫」
「余計なお世話」

そんなこと言わずにちょっとおつきあいください。

1. 不安に押しつぶされて過活動になるタイプ

残念ながらこのタイプの方は毎年いらっしゃいます。
私のところにいらして「受験当日の話を聞かせて欲しい」とか、「年末年始の過ごし方はどうしたら良いのか」とか、相談させてほしいとおっしゃいます。

相談なら全然かまいませんし、私の言うことだけが絶対ではないのでご参考にしていただければ嬉しいのですが、結局右から左に聞き流しているだけという状態になっている方は危ないです。

相談と言いつつ、相談ではないのです。
相談と称して、なにか有益な話をしているような気になって安心したつもり・・・になっているだけ。
こういうタイプはものすごく行動的ですし、あっちこっちに顔を出します。
色々な話を聞いたり、たくさんの人に会えば会うほど情報があふれます。
自分の軸で情報を取捨選択できれば良いのですが、その判断力がないから過活動になるのです。

片っ端から多数の模試を受けたり、2月1日の受験校がいまだに定まらなかったり、余計な一言で子供と口論が絶えなかったり、塾に電話しまくったり、いつも子供のことをディスったりします。
おそらく色々なことが処理しきれなくて寝不足だったりもします。
受験情報オタクになったり、某掲示板であることないこと信じて振り回されたりします。

お母さん、落ち着いてください!
まずは、その過活動をもっとアホっぽいことに向けてください

こちらでも書いていますが、お母さんは常にアホなほどハイテンションでいてください。

それに、ちょっと冷静になって自分の子供にとって必要なものはなにか?と考えてみてください。
模試はたくさん受ける必要もなければ、日曜日に塾にカンヅメになる必要もないかもしれないんです。

過活動で不安をごまかすのはやめましょう
自分と子供にとって一番得な行動はなにかを考えてみてください。

2. 『自信』と『過信』をはき違えるタイプ

残念ながらこのタイプも毎年いらっしゃいます。
もちろん、根拠のない自信はとっても大切です。
むしろ一番大切なのは根拠のない自信です。

でも、それはお子様の自信の状態のことです。

お母さんは冷静なもう一つの顔をもっていた方が良いのです。
お母さんには根拠のない自信は必要ありません
むしろ冷静に、つねに最悪のパターンを想定する臆病さのほうが必要です。

過信してしまうタイプのお母さんのお子さんは、めちゃくちゃ賢い子が多いです。
模試の結果も良いし、塾のクラスも常にトップクラスなのでしょう。
『うちの子ならどこを受けても合格間違いなし。
だから併願校なんかみんな滑り止めなのよ・・・』という思考になってしまうと危険です。
それがいつしか傲慢になり、取り返しのつかないことを言い出したりします。

これは実際見聞きしたマジの言葉です。
「開成は正直いって第3志望だから受かっても行きません」
「聖光学院は滑り止めです」
「うちの子には筑駒(または灘)しか合わないです」
「御三家以外はまともな学歴じゃないと思ってます」

気分が悪くなってしまった方がいらしたら本当に申し訳ございません!
でもこれは、マジのガチで、本当に私の目の前で言われた言葉です。
念のためお断りしておきますが、私の考えでもないし私の発言でもないし私の価値観でもありません。

私は人との垣根を作りませんし、本音トークしかしませんので、お話ししているうちにこういう傲慢な母親の本心がちらっと出てしまうのです。

こういう発言をしたお母さんたちのお子様たちは結局どうなったかというと・・・

第三志望の開成にも受かりませんでした・・・
聖光学院も落ちました・・・
灘も筑駒もダメでした・・・
御三家・・・なにそれ美味しいの?

進学先は伏せておきますが、どの方も残念な結果でした。
傲慢になったとたんに結末は見えています。
どれだけお子さまががんばっていても、お母さんがこんな思考をしていては綻びます。
しかも、こういうマインドはいつまでたっても変わらないのです。
これでは進学先でがんばっているお子様が幸せになれません

こちらにも書きましたが、偏差値や数字だけで判断せずに、広い視野をもってください。
中学受験は過ぎてしまえば人生の小さな一つの通過点
これで人生が決まるなんてことは絶対ありません。

お子さまの自信をしっかり受け止め、お母さんはつねに冷静に、最悪に備えて淡々としていてください。
もちろんひそかに準備をしておくことも大切です。
そうしていれば、傲慢な発言など出てくるはずもありません。

3. すべてがなげやりになってしまうタイプ

「ウチの子はバカだしやる気もない」
「どうせどこも受からない」
「お金ばっかりかかって無駄だった」

こんな言葉がつい口から出てしまうのはよく分かります。
辛いとは思いますが、お子さまの前では言わないでください。
実際に受験勉強がイヤになってしまって「正直言って受験とかどうでもいい」と思ってしまっているお子さまもいます。
どうせ受からないと思って受験する子もいます。

それでも、2月まで受験生として勉強してきたことはすごいことだと自信をもってほしいです。

それにお子様の力はずっと伸び続けています
2月3日に突然燃え出した子を知っています。
どんな環境でも、子供は力強いです。

お母さんは視線を変えて、ご自分を大切に過ごす時間をもってみてください。

親は親、子供は子供。
それぞれが自分のできることしかできません。
その境界がはっきりと見えてくると、お互い楽になれます。
お子さまが自力で突破する力を信じましょう!

泣いても笑ってもあと二か月。
ここからの過ごし方で、運命が変わります
応援しています!

母親のマインドチェック

・自分と子供にとって一番得な行動はなにか?
・最悪に備えているか?
・過信して傲慢になっていないか?
・母親が自分のことを大切にしているか?
・子供の受験のことでいっぱいになっていないか?
・子供のことは子供のことと割り切っているか?
・とにかく明るいアホな母親になりきっているか?
・冷静に俯瞰してみているか?

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開成に進学後、次の目標に向かってがんばっている息子にサポートをお願いいたします♪