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インバウンドサイクリング

 近年、外国からの旅行者は年々増えているらしい。VISAの緩和や、為替のおかげがあるらしいけど、専門外なので詳しくはわからない。

 ただ全くの専門外というわけではなく、外国から来て日本をサイクリングしたいというお客様のガイドを仕事にしてたりします。
自分が住む山口県美祢市もインバウンドのサイクリングにはチカラを入れていて、昨年は一気に40人以上の団体をお招きしたこともありますし、今年はもう少し少ない10名前後のツアーを多く開催していく予定です。

 自転車で外国を走る楽しみ方は様々ありますが、一番は現地の空気感を感じれることでしょう。今年の初めにタイで日本人のお客様とサイクリングした時も感じましたが、異国を自転車で走ることはそれ自体が特別なことです。
以前、フランスのレースを走りたいという依頼があったので、フランスでお世話になったアニーを紹介。実際にフランスでレースを走ることでとても刺激を受けた歳の離れた友人もいます。

 自分も海外での経験で色々と刺激を受けた。
その経験があったからこそ、いろんな人に体験してもらいたいと思ってる。
今回の台湾からのお客様も予定外の連続で、なかなか面白かった。予定外のことが起きても経験してきたおかげで対処できる。絶対使わないと思うけど、工具箱に入ってた工具が今回は役に立った。

 上記リンクの池松さんと仕事の話をしてて、「何から何まできっちり決めて、全てを打ち合わせで決めたもので管理する」やり方もあるが、日本も国際化してきて、「何となく打ち合わせして、だいたいこんな感じです」でクオリティの高いものを提供できる人材の方が重要になっていくのでは?みたいなことを話した。まさに今回のツアーはそんな感じ。
打ち合わせで、
「今回のツアーは全員こちらで用意したロードバイクで走ります」
僕「絶対一人ぐらいは自分のお気に入りの自転車持ってくるな」当日、案の定持ってきた笑
「ペダルも全員フラットべダルで、ペダル付け替えもしません」
僕「一人ぐらいはビンディングじゃないと走れないという人がいるはず」ルックのペダルに交換してくださいという方がいました笑

 大切なのは、参加してくれた方々に楽しんでもらうことだよね。

 最初は、ただのガイドさんと思われてた僕も、ホテルに僕が写ってるポスターが貼ってあったことで、「この人有名人なんじゃない?」的な雰囲気で、これはこれで大切だなと思いました笑

 最後にめっちゃピンボケしてるけど、懐かしい写真を
フランス人、カナダ人、台湾人、シンガポール人、日本人でインドネシアのレースに行った時の写真。これはレースだけど、自転車持って様々な国籍の人と海外旅行、楽しいっすよ。


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