アメリカdeバスケ13~高校バスケ⑨夏休みその2~

夏休み中、
家の近所の高校でも試合をする時があった。

通っていた高校は、家から車で1時間弱かかる。この試合の時は、ホストファミリーも送り迎えしてくれて通いが楽チンだった。試合も観に来てくれて嬉しかった。

午前中と午後に2試合あり
数日の連戦が続いた。

ある日は
試合終わると家に帰り
家族とランチを食べ
自分の布団で仮眠して
そして2試合目へ向かった。

また別の日には
家でランチを食べてから
ジャグジーに入りストレッチして
そして2試合目へ向かった。

試合でお弁当を持参する
という習慣はアメリカにはない。

チームで動いてたとしても
ランチはそれぞれどこかに食べに行く。

試合間の過ごし方も選手それぞれ自由だ。

最初は
途中で家に帰ること
布団で仮眠することや
ジャクジーに入ること
というのは、

なんだか悪いことをしてるようで

ドキドキした。

自分にとって

より良いことをする
その時に必要なことをする
より良い準備をする

普通のこと。

日本にいると忘れがち。

あれだけ従順に生きてきた人間が
アメリカに来てから
常識や当たり前を疑い始めた。

つづく

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