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#027 私に必要な「せっせい」

2024年1月にコロナに罹って味覚嗅覚障害を患った時、あまりにも味気ない食事がしんどくて、食べなくなり、一瞬、ほんの一瞬だけ、体重がここ数年での最低値を叩き出した。

それまでの2023年は、更年期障害が原因となる胃腸障害で、そもそもいい感じに(?)痩せていて、そこからの減量。体重面でだけ見ると、ほっそりしていてとても良かったのに…。

回復したら、むしろ食べることへの欲望が決壊した。

そしてなし崩しに食欲のコントロールを失い続け、今となっては、その底値からプラス5キロという驚異的数字になってしまった。

これはすごく不思議なことだけど、コロナから回復したら、更年期障害の胃腸障害もすっかり影を潜めた。
鍼灸への定期的な通院も大幅に減った。

日常的に健やかさが戻ってきた。
ありがたい。
本当にありがたいことなんだけど、体が重くなったことだけはありがたくない。

不健康で痩せてるのは良くないと分かってるけど、体が軽かったのは楽だった。
あの動きの軽やかさを取り戻したい。
そりゃ日常的に米袋5キロ抱えてるのは、重いよね。
いろんな部位への負担があると分かる。

せっせい【節制】
(名)スル
(食欲・喫煙などの)欲望を抑えて、度を超さないようにひかえめにすること。欲をおさえてつつしむこと。「━した効果」
〔同音語の「摂生」は適度な飲食や規則正しい生活を心がけ健康に気を配ることであるが、それに対して「節制」は食欲・喫煙などの欲望をおさえて度を超さないようにすることをいう〕

大辞林 第三版


体調不良を改善すべく半年以上「摂生」を念頭に置いてきた。健やかさを保つために、運動も習慣化しているし、睡眠にも気を配り、気持ちも穏やかに過ごせるジャーナリングも定着してきた。色々うまくいき始めているけど、特に食欲コントロールが必要と感じている今限定で見ると、「節制」が必要ということのようだ。


蛇足)日本語って難しい。学習して習得するにはなかなかに高いハードルだと思うので、母国語が日本語で本当に良かった。

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