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東洋医学講座 124

▼爪の三日月について

爪の三日月ですが、これは爪甲根部に三日月型をした白く見える部分をいいます。これは、血圧と体内の気圧を示すといわれています。

この三日月も大まかですが、一つの診断点になります。もちろん、春夏秋冬や時間、個人の体質などによっても違いはありますが、その人の健康を表示しています。

一般に、拇指に三日月が一番多く出ています。次に示指・中指・環指・小指の順で、三日月が減っていき、小指にはほとんど出ていないのが正常です。五指に全部三日月が見える人は、血圧や体内の気圧に変動を持っている人です。中指あたりから三日月の見えないような人、貧血の傾向があるといってもいいでしょう。

しかし、五指全部に三日月がはっきり出ていても、爪が標準色であれば心配はいりません。紅潤色を過ぎて、紅色性に強い爪色をしている場合は、からだに悪影響が及んでいることが分かります。

したがって、三日月の診断は、爪の血色と三日月の量を合わせて判断する必要があります。

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