東洋医学講座 118
▽爪の診断と爪型
▼爪の健康度
健康な爪とはどういうものかを説明します。
①爪甲は厚すぎず薄すぎず中庸のものが健康な爪です。生物では硬と軟をバランスよくもっているものが弾力があるとされています。健康体の人は爪にも弾力があります。
②爪の大きさは指に対して長すぎず短すぎず、爪の幅3に対して長さは4が標準です。
③縦溝が深く入っているものほど肝機能の低下が著しいことを示します。
④爪も面色と同じく、紅潤色が健康体です。赤すぎるのも白すぎるのもよくありません。
爪をみる場合も常にその人全体を観察して、いろいろな条件を把握し、それを総合させた診断をする必要があります。そのため、爪をみるだけではなく、指・手掌・手背の肉付き・血色・弾力などがどういう状態かをみていく必要があります。
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