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「超一流の食事術」

アイザック・H・ジョーンズ 著(ヘルスドクター)
白澤卓二 監修(医学博士)

この本の要点は
【糖質】を控えて、【良い油】を積極的にとり【悪い油】を減らす。
こと。

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なんとなく、糖質と油、両方共に「悪」と思いがちですが、
糖質→NG
油→モノによる
(※良い油(脂)はGOOD、悪い油(脂)はNG
ということなんです。

【糖質】をエネルギー源として使う「シュガーバーニング(糖質燃焼型)」から【脂質】をエネルギー源として使う「ファットバーニング(脂質燃焼型)」に体を作り変えていくことで、不調知らずのベストな体調を目指していくということが最大のテーマです。

 まず、私たちが普段エネルギー源にしているのは「グルコース(=ブドウ糖=糖質)」、この1万年もの間、人間はこのブドウ糖をエネルギー源にする「シュガーバーニング」の体質だとされてきました。しかし、穀物を栽培して穀物の糖質からエネルギーを得るようになったのはここ1万年程のことで、それ以前の399万年間、私達は飢えと闘うために体に蓄えた脂質を燃やして「ファットバーニング」で生きてきたことがわかっています。
 エネルギー代謝を本来の体に合った「ファットバーニング」の状態に戻していくと私達のパフォーマンスは最大限に高まり、病気やいろんな症状も改善していくとのこと。

 また「油(脂質)は太る」というイメージが強いですが、油だけでは太らないということ。
<炭水化物・砂糖>→太る
<脂質だけ>→太らない
<脂質+炭水化物・砂糖>→太る

 要するに、やはり糖質はなるべく控えて脂質はそれだけでは太らないのでとってもOKということ。
さらに言うと、良い油は積極的に摂った方が体に良いと言うこと。
では良い油、悪い油って具体的に何?と思いますよね。
 細かいことは書籍譲って・・・下記に積極的に摂りたい油(普通の生活では不足しがちな油)と摂りたくない悪い油を結論だけ。

<積極的に摂取したい油>
・亜麻仁オイル
・えごまオイル
・ヘンプシートオイル
・魚の脂
・チアシードなど

<避けたい悪い油>
・トランス脂肪酸(マーガリンやショートニング)
→クロワッサン、味付けポップコーン、ビスケット、クッキー、ハヤシルーなどに多く含まれる。
・加工された油(サラダ油・キャノーラ油)
→複雑な加工処理において毒性の強い化学溶剤で処理されたり、漂白されているものも。
・原料に「遺伝子組み換えではない」の表記のないもの。(ギーがオススメ)

 上記は意識的に摂取したり避けたりすると良さそうです。

 それから本書を読んでやっぱり真面目にやろうと思ったのが「プチ断食」。8時間以内に1日の食事を全て終えて、後の16時間は何も食べない(水分だけ)と言う短時間の断食を断続的に21日間行うもの。
 これは「シュガーバーニング」体質から「ファットバーニング」体質へより効果的に確実に加速させる方法とのこと。

 このプチ断食なら私はできそうです。(少し前までやっていましたがいつの間にかかやめていました・・・。)
 糖質は控えて良質な油を摂る。改めて意識しながらプチ断食また再開して21日間過ごして体が変わることを実感したいと思ってます。



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