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吃音持ちの子供に悩む番組から考える『子供に不幸の呪いをかけないこと』 てんかん持ちの自分が小児てんかんママに伝えたいこと

こんにちは。今日もゆるい育児しています。

先日Eテレで、「吃音の子供とその親の悩み」をテーマにした番組がやっていて、旦那さんと興味深く見てました。
というのもうちの旦那さんには少しだけ吃音があるのと、遺伝なのか分かりませんが娘にも少しだけ吃音があるんですね。

とはいえ、当事者の旦那さんは全く気にしていないのと私も全く気になってない(結婚してるくらいだし笑)ので、番組に出ていた超悩んでそうな皆さんほど我が家は深刻で重要なことと捉えていません。だから尚更、興味深いな〜と。

吃音持ちの子がナレーターとかアナウンサーになりたいのならそれは少々大変かもしれませんが、それ以外なら別に生活に支障ないと思うんですよ(アナウンサーも、治療やレッスンによっては不可能ではないと思うけどね!)。人はそんなに他人のことを四六時中考えてないしね。

というか、本人に気にさせないことの方が大事だと思うんです。親が気にしすぎて呪いをかけないことかなと。

私は吃音ではないですが、てんかん持ちなので同じようなことを感じてました。てんかんは突然痙攣起こして倒れて意識なくなるので、私も救急車で運ばれたことが何回かあります。最近は投薬なしで10年以上発作はないけど、まあ先のことは分かりませんね。ははは

ただ、てんかんだからといって人生がはちゃめになるかと言ったら、全然そんなことないですよ。素敵な旦那さんや友達、仕事に恵まれて普通に楽しくやってます。旦那さんなんてほとんど悟りに達していて、吃音なんて全く問題にしてなくて妻の私が言うのもどうかと思いますが、なんか人生楽しそうです。うふふ

私がてんかん発作起こした時は、親はそれはもうものすごい心配してました。親になった今ならその気持ちもまあ分かるんですけど、正直てんかんって見た目ほど酷くないんです。
痙攣起こして泡吹いて倒れてるとびっくりするのは仕方ないとは思うけど、本人は全く意識ないから辛いとか痛いとか全くないんですよ(気道を確保出来てるかは確認してほしいです)。

意識が戻った時も「病院?なんでだろー?」って本当そんなもんです。救急車に乗せられた記憶も曖昧です。私はね〜。

自分はそんな感じで何てことないのに、親が
もう大変だ!不安だ!で大騒ぎの様子だと、子供は親のその表情を見たことでよっぽど不安になります。自分の人生ダメなんじゃないかと思い込ませてしまう。親の勝手な思い込みが、呪いをかけることになりかねないと思う。

実際私がそうだったw
一時期は、免許取れないんだ〜って物事をすごいネガティブに捉えていたよ。田舎だったから高3の冬に免許取るのが「普通」だったしね。


てんかんとかの病気や吃音はあるかないかなら、ない方がいいかもしれない。でもはっきりした原因があることばかりじゃなし、人生は仕方がないこともある。


その子が何かを持って生まれたなら、親も本人もそれを受け入れてなるべく快適に生きるしかない。親にできることは、何であれそれなりに楽しく過ごせることを示してあげることかなと思う。

私は運転は一生しない選択をして(これも親と何回か揉めた笑)、免許も持ってないし取る気もないです。車に乗れないのは一般的には不便な事かもしれないけど、私は捉え方を変えることにしました。
むしろ運転しない(できない)ことで交通事故発生リスクが抑えられるし、私みたいなそっかしい人間が鉄の塊を上手に運転できるとはとても思えないので、今世はてんかんによって車と縁がないことを教えてもらったと思うことにしてます。

全てはニュートラル。ポジティブ100%もネガティブ100%もない。私はてんかんによって運転してないメリットを享受してる気でいます。ふふふ
東京で暮らしてる分には、全く必要を感じないしね。維持費だけでも大変だろうな〜と思ってます。知らんけど。←

吃音であれてんかんであれ、人と違う何かは親が思うほど悪くないです。

どう生きるかは本人次第。

親の愛は、悩むことではないはず。
悩んでいても暗くなる一方なので、最大のサポートは何かを考えて、出来ることを精一杯してあげたらいいと思う。まあ何というか、明るく生きよう!って単純なことだよね。

娘が吃音を持ち続けるのか、てんかんが遺伝するか、または何か違うものがあるかは誰にもわからない。ただ、私は親として全部受け入れて、あなたの人生は何であれ大丈夫ってスタンスでいたいなあと思っています。

てんかん持ちのママさんは色々と大変だと思いますが「本人はさほど辛くない」これは当事者として是非伝えたいなと思います。ママが不安だと不安になるので、意識が戻ったら大丈夫だよって優しくいつもの雰囲気でいてあげて欲しいです。
もちろん、これはあくまで私のケースの話。詳しくは主治医の先生とよく相談されてくださいね。それでは!

サポートは全額、運用後に喜捨(寄附)させていただきます。