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【推しマンガ】単館映画のように魅せる『ロスト・ラッド・ロンドン』

どうもマンガアプリの中の人です。

マンガはもっぱら電子派なのですが、先日本屋さんでこちらの表紙に惹かれてジャケ買いしました。ジャケ買いって死語です…?

表紙よくないですかこれ。1〜2巻平積みされててまとめて買っちゃった。
で、中身も好きだったので推します。

目次
・『ロスト・ラッド・ロンドン』とは
・推しどころ:映画のようなカット割り
・こんな人にオススメ

・『ロスト・ラッド・ロンドン』とは

↓こちらから1話読めます。

あらすじ(公式サイトより)

「人生なんて、たったひとつの出来事で変わっちまうもんだ」
ロンドン市長が地下鉄で何者かに殺害された。
偶然同じ電車に乗り合わせた、平凡な大学生のアル。
殺人事件の捜査にあたった、ワケあり刑事のエリス。
事件がふたりを引き寄せ、そして数奇な運命が廻り始めるーー。
ロンドン市長殺害事件を巡る、新感覚クライム・サスペンス、開幕。
「手を貸せ。真犯人を見つけるんだよ」

補足しつつまとめると、「濡れ衣を着せられそうな大学生とワケあり刑事のバディが、殺人事件の真犯人を探す」マンガです。濡れ衣着せられ系のストーリーっていいですよね。濡れ衣着せられた上で華麗に解決するのは人類の夢。
既刊2巻(2021年1月発売)。

・推しどころ:映画のようなカット割り

ストーリーも好きなんですが、それよりも個人的に推したいのが「カット割り」の仕方です。ややマニアックかもしれない。

なんというか、シーンの切り取り方やコマの使い方が、良い意味でマンガっぽくなくて新鮮なんですよ。
とても映像的というか。遠くからカメラが寄ってきて主人公がクローズアップされて、パーンして視線が提示されて、インサートでこのアイテムが入って…みたいな感覚をしっかり感じながら読む体験をさせてくれるこのマンガはすごいなーと。
それが絵のタッチやキャラクターの雰囲気と相まって、とても良い(語彙)。単館でしか上映してないけど、じっくり味わって観たいお洒落な映画、のような作品だなと思いました。手元に置いておきたいマンガ。うまく説明できないからとりあえず1話読んで!

・こんな人にオススメ

まだ始まったばかりのマンガ(連載はちょっと前からだけど)ですが、そのうち何かしら賞取りそうな気がしてます。文化庁メディア芸術祭あたりノミネートされそう。というわけで下記の方にオススメです。

・サスペンス好き
・雰囲気のある映画が好きな人
・文化庁関係者

・終わりに

ストーリーが激アツ!だったり全米が泣いた!みたいなダイナミックな作品ではないので淡々とした紹介になってしまいましたが、いいマンガだなーと思ったのでご紹介でした。そういえば最近、全米泣いてないですね。強くなったのかな。

たまにはこういった雰囲気溢れるマンガを読むのもいいですよ!
ではまた。

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