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うつ病を改善・寛解させるために心がけていること
私は、現在、人生で2度目のうつ病を患っています。
昨年度末で理学療法士として働いていた臨床現場を離れ、フリーランスのWebライターとして活動を始めました。
そんな私が、うつ病を改善・寛解させるために最も重要と心がけていることがあります。
生活を習慣化する!
この一点に限ります。
今回は、なぜ習慣化にこだわるのか、どのような利点があるのか、それを書いていきますね。
影響を受けたもの
まず紹介しておきたいのは、この考えに至った理由です。
これは、ある本の著者をテレビで観たこと、その本読んだことが大きく関わっています。
それは、
佐々木 典士さん:「ぼくたちは習慣で、できている。」
この方の生活、著書に大きく影響を受けました。
佐々木さんの1日は学校の時間割のように細かく決められています。
特別な仕事などが入らない限り、その習慣を毎日続けておられます。
生活の習慣化です。
ミニマリストとしても知られる佐々木さん。
無くせるところまでムダを無くしたシンプルな生活。
これができればうつ病に苦しむこともないのでは?
そう考えました。
習慣とは?
習慣とは何でしょう?
長い間繰り返し行ううちにそうするのがきまりのようになったこと。
出典元:デジタル大辞泉
佐々木さんは、
「ほとんど考えずにする行動」
と書かれています。
両者を比較すると、視点がやや違います。
「習慣」という言葉の意味としてはデジタル大辞泉の定義でしょうが、その中の行動の部分を切り取ったのが、佐々木さんの定義と言えますね。
まとめると、
「ほとんど考えずにする行動がきまりのようになったこと」
となります。
なぜ私が習慣にこだわるのか?
うつ病は、憂鬱な気持ちが続き、時には動くことも辛い状態になります。
何の意欲もわかず、常に布団の中なんていうこともあります。
「習慣」ということが最も難しい病状であることは理解できるでしょう。
悪い習慣として、家に引きこもる、寝たきりになるといったことはあるかもしれません。
そんなうつ病を患う私は、最も難しい病状であるからこそ、生活の習慣化にこだわりました。
難しいことを克服することで自信を取り戻せます。
もちろん、頑張るわけではありません。
佐々木さんの言う、「ほとんど考えずにする行動」。
そう解釈すればできると考えました。
私の生活を習慣化
実際には何をどう習慣化していったのでしょうか。
職場を退職した直後は、うつ病症状がひどく、
生きるのが辛い。
何もしたくない。
そんな状態。
そこで、まずは毎日、起床・就寝時間を規則正しくしようと考えました。
幸い、寝すぎると片頭痛がひどくなるので寝過ぎないようにと心がけていたので、睡眠の習慣化はスムーズに行きました。
それを続けること3ヶ月。
不思議なことにだんだんと何かをしたい、そういう意欲が湧いてきました。
まずは、妻が出勤するのを見送った後、趣味であるマスターズ陸上のためのトレーニングをすることを習慣の一つに取り入れました。
ジムでのウエイトトレーニングやランニングを平日の4〜5日は必ず行うようにしています。
せっかくであれば先につながるようなことにも取り組みたいと考え、文章力を養うことができるブログを再開しようという思いに行き着きます。
ブログは、2018年4月に開設していましたが8月からうつ症状がひどくなり更新が滞っていました。
今後は、理学療法士・認定心理士の経験・知識を活かしたWebライターとして働きたいと考えている私にとって文章力は今後養っていかなければならないスキルの一つです。
ブログ更新を再開すれば、そのスキルを磨くことができる。
そして、平日は毎日、トレーニングの後にブログ更新することを目標に掲げ、5月末から習慣化しています。
まとめ
現在、午前中の生活だけは習慣化に成功しています。
その効果なのか、うつ症状は少し軽減しています。
もちろん波はありますが......。
一日の生活が佐々木さんのように習慣化できた時、私の人生は立て直されていくと信じています。
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