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考え方の道具箱(TOOLBOX)

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ヒゲリンが若い時分から、ものごとを捉えるときに使ってきた道具(TOOL)としての考え方や理屈を紹介します。中核になるのはユング心理学、シュタイナー、そして児童福祉や教育の実践者の… もっと読む
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#落合陽一

100歳

100歳

 40代で児童養護施設をクビになった頃、漢字学者の白川静先生の存在を知りました。漢字や古代中国、万葉の世の人間のあり様や文化に関する深い洞察や知見を得て、目から鱗がポロポロ落ちるような思いをしました。

 そうしてもう一つ大きな影響を受けたのが、白川先生の生き方です。

 立命館で教職を得るまでの道のりも学ぶところが多いですし、高橋和巳先生とのエピソード(『わが解体』)も心を打たれますが、何といっ

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自分しか良いと言わないものにお金を使う!

自分しか良いと言わないものにお金を使う!

自分しか良いと言わないものにお金を使う! 落合陽一

 落合陽一さんは大学でアートの授業をするときに、学生にまず自分が好きなものを100個書てもらうそうです。そうすると、100個書くのは大変で、多くの学生が書けないらしいです。次に書いたものを1人ずつ順番に読み上げてもらって、自分が書いたものに同じものがあったら消してもらうそうです。それで残ったものが自分だけが好きなものになると思うのですが、ほとん

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