ウィルス流行から学ぶ教訓。感染予防策に加え「体質改善」も重要。

人類の歴史は細菌やウィルスとの戦いの歴史である。
コロナが去ってもまた新たなウィルスがやってくる。

人によっては「ただの風邪」といわれるウィルスで死なないために、何が大切かを考えた。
現在の薬や検査づけの医療ではなく、予防医療や体質改善の重要性を広く知って欲しいと思う。

中国で豚を宿主とする新たなインフルエンザが発生

6/30に新型のインフルエンザが中国で発見されたというニュースが出回った。
豚を宿主とし、ヒトにも感染するウィルスらしい。
現在は確認されていないが、もしこのウィルスが変異しヒトからヒトへうつるようになれば世界的大流行を招く恐れもあると科学者たちは危惧している。
このウィルスは新型なので、免疫を持つ人間はほぼ存在していない。

https://news.livedoor.com/article/detail/18496627/

コロナウイルスが世界的に猛威を振っているいま、「また中国?」という声も多く聞かれる。
中国は広大な土地や多くの人口を抱えているため、ウィルス発生源となりやすいことは重々承知しているが、衛生面など、今回のコロナで少なからず得たであろう教訓を生かしてほしい、と切に思う。

変化した生活。教訓を生かした暮らし。

今回のコロナウィルスの教訓として、病院で行うような感染予防の知識が、国民レベルまで浸透した。
最近では、マスクを着用し店の入口には手指消毒用のアルコールが置いてある、という光景が当たり前になっている。
店のレジではソーシャルディスタンスを守り一定間隔をあけて並ぶ。
少し前まででは見られなかった光景である。

これらの個人レベルでの対策のほかにも、県や国レベルで行う対策として
日ごろから医療機関の病床や機材、医療者はある程度の余裕を持って確保しておく必要がある。

日ごろの生活で、ただの風邪にも致死性のウィルスにもなる。

これらの対策はもちろん重要である。それらに加え、ウィルスで死なないために必要な対策として、体質改善が重要であると私は思う。

コロナウィルスでは、持病持ちの高齢者や若くても持病のある人が死亡するケースが多くみられた。
糖尿病の持病を持つ28歳の力士が亡くなったニュースは大きく取り上げられた。
「糖尿病」というと、軽視されがちだが、これは本当に怖い病気だ。
最終的に全身の血管がボロボロになるため、
  〇目の血管→失明     〇腎臓の血管→尿が出せないため透析 
  〇抹消の血管→足の指の壊死  
というように様々な症状が現れる。

感染症を重症化させる持病は糖尿病だけではなく、高血圧やがん・肥満症など数多く存在する。
しかし、これらは日ごろの生活習慣を見直すことで症状を改善することは広く知られていると思う。

現在、日本では東京などの大都市を除きコロナの感染は下火である。
この期間に持病をお持ちの人は、ぜひ運動や食事による体質改善をしてほしい。

コロナの重症化を食い止めるのはもちろん、流通のストップで薬の供給が途絶えると薬によるコントロールが難しくなる。
日ごろから生活習慣を整えることで病気のコントロールをしておくことが重要だ。

残念なことに日本では薬や検査づけの医療が主体となっている。
しかし、医療費の高いアメリカでは予防医療や日ごろの生活習慣の見直しに高い関心が集まっている。
これらの考えを日本でも積極的に取り入れていくべきである。

気温が低く空気の乾燥する秋冬にコロナウィルスの本格的な第2波が到来するという予想もされている。
それまでにしっかり体質改善し、ウィルスで死なない身体をつくることが大事だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?