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検察の誇りと威信をかけた動き。河井夫妻立件へ。6月17日が待ちきれない。

河井夫妻、国会閉会直後立件へ

 河井杏里参議院委員が初当選した昨年7月、河井前法務大臣が約2400万円、妻の杏里氏が約150万円を超える現金を、他の議員の買収のため渡していたことが検察の調べで分かった。
17日の国会閉会直後に、河井前法務大臣とその妻が公職選挙法違反で、東京地検に立件される予定だ。

 
買収の原資は、自民党本部から提供された1億5千万円。この異様な巨額資金の元手は、私たち国民の税金から支払われる「政党交付金」である。
つまり私たちの税金が犯罪の温床のために使われているということだ。

自民党は河井杏里氏に破格の資金提供をし、安部氏と不仲とされる対抗議員を落選させるべく基盤を整えさせた。
現金を貰った側の議員約100人の大部分が現金を渡されたことは認めている。しかし、立件を見送られている。これもおかしなことである。


さらに、不思議なのはいまだにこの2人は議員のまま。議員報酬も支払われているのだ。
まともな神経があるのであれば、早く辞表を出すべきだ。そのうえで法に裁かれるべき。
もちろん買収以外の目的で使用したとされる残りの1億2千万円も国庫に返金させるべきである。
      

検察の威信をかけて厳しい追及を!

 黒川氏の件で検察の信用は低下したが、今回の件を立件できなければその信用はさらに失墜することになる。
検察の誇りと威信にかけて正義のために尽力して欲しいと思う。
失った信頼を回復させるべく背水の陣で臨み、必ず仕留めてほしい。
河井夫妻側には口裏合わせの時間は十分にあったはず。しっかりと証拠を突き付けて、とことん厳しく追及して欲しい。

またこの流れが、「トカゲのしっぽ切り」。小物の逮捕で手を打たれるようなことがあってはならない。
もっと重大なこと、もっと大きなことへの切込みに繋げていくべき。

自民党内の腐敗や汚職はかなり進んでいる。
(政界全体に広がってるようだが・・)
前法務大臣が行ったことに対し、安倍総理の任命責任も問われるべきだ。

「任命責任は私にある。」
「批判は真摯に受け止める。」
「責任は痛感する。」
しかし責任をとればいいという問題ではない」(??)  
・・最近、私の中で「責任」という言葉がゲシュタルト崩壊している。
この人が実際に責任をとったところを見たことがない。

話が少しそれたが、検察にとっても危ない橋。国民の背中押しが必要だ。

Xデーは6月17日?

しかし、これを見越して違法な検事長の定年延長を実行しようとしていたのならば闇が深い。
黒川守護神はもういない。徹底的な調査を望む。

安倍政権は利権第一主義。「国民には増税を、お友達には利権(金)を。」
これは一過性のものではなく、長期政権により意図的に構築された構造です。
このまま安倍政権が続けば、国はコロナ禍さえも中抜き事業などの利権団体への金銭流出の手段とするでしょう。

一刻も早い政権交代が必要です。 
野党には速やかに内閣不信任案を提出していただきたい。
何はともあれ、事態が動くであろう6月17日が待ちきれない。


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