【読書感想】「AI分析で分かったトップ5%社員の習慣」著者 越川 慎司
この本を手に取った理由
結果を出す人材と自身のギャップを振り返る機会があり、
そんな時に手に取ったのがこの本です。
こういった自己啓発系の内容は、詰まるところ
実践できるかどうか
「自己啓発本は全て同じ」と言われる所以がそこにあるかもしれません。
それなのになぜ。
IT業界も視野に入れた転職期間中、「AI分析」に釣られて手に取ったことは秘密です。
ところが、試し読みした中で多くみられた
「上位5%の社員のうち、◯%がこれを実践していました。」のような表現が期待値を高めてくれました。
あれ。
◯の数値が高いものから実施すればいいんじゃないか。
やれそうなことだけを取り入れてみようか。
そうやってつまみながら活用する本として長い付き合いになりそうだと思い、読むことを決めました。
どんな本か
優秀な社員の共通点は、会社の環境や条件の違いから一般化しずらい。
この本では、AI分析や専門家の力を駆使して共通点を明確な数値で可視化。
”多くの”優秀な社員の具体的な行動を知ることができます。
「私もやってみよう」という行動実験をするための材料を提供してくれる本です。
重要だと感じたポイント
・95%社員の特徴も記載されている。
それによって反面教師的な学習もできます。
・検索エンジンで分かることは情報資産としての価値が小さくなる。
人に聞く、経験する価値を強く主張しています。
・グローバル化、ネットワーク化が進んでも、情報のギャップは必ずある。
Aさんは知っているけど、Bさんは知らない情報がある。C社は知っているけど、D社は知らない情報がある。そのギャップを意識できるか。
まとめ
髭の濃いサラリーマン達がストイックに見えるのは、その”完璧さ”ではなく、行動実験的に常に模索しているからなのかもしれません。
まずは1つ取り入れてみて、そこから学んで次の行動に活かす。
行動実験の材料調達に最適な本です。ぜひ、ご一読を!
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