【読書感想】Sales is 科学的に成果をコントロールする営業術
この本を手に取った理由
営業マンとして突出した『武器』がない。
営業マンとして『武器』を身につけ,日々の営業活動の質を上げる知見が欲しい。また,所属している営業組織全体の課題を解決できるヒントが欲しい。そういった思いから本書を手に取りました。
どんな本か
営業支援として実績を上げ続ける会社『株式会社セレブリックス』の執行役員 カンパニーCMO 今井昌也様が書いた本です。有形・無形問わず,どんな商品でも売ってきた彼ら営業の「売れる独自メソッド」を論理的に解説していて,どんな営業マンでも『再現性』高く,実務にも落とし込むことができる内容となっています。
重要だと感じたポイント
『売れた理由』は運や市場など外部要因によって売れる可能性があるが,『買わない理由』は明確で再現性が高いことは現職の実務でもひしひしと感じておりました。ですので,営業の成果をコントロールするためにもお客様から頂いた「買わない理由」を記録に残し,改善していくことは重要だと感じました。
営業は『商品』を売るのではなく、お客様に『商品』を導入することの重要性と緊急性を発見してもらうことです。究極のところ、『商品』の買って頂いてどういった課題を解決できるのか?を突き詰めていくのが営業の本質であり、一番難しいところなのかもしれません。
新規営業で成果をコントロールするには顧客ターゲットリストの精度と量を上げる必要があるとのことです。その他にも新規営業のメソッドが濃く記載されており、私自身は既存営業が90%程のため、新規営業のメソッドは新鮮で有益な情報になりました。
まとめ
営業マンとしての基本的なマインドセットから具体的かつ再現性高い新規営業方法まで分かりやすく書かれており、向上心高い営業マンにはオススメしたい一冊となっております!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?