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元作詞家の見解「見た目 ①」  

200% 心外です⁉️

俺は誰だ?

 三十代前半の頃、見た目で他人から勘違いをされたエピソードを二回に分けて書こうと思います。この双方には妙な共通点があるのですがここには未だ記さないでおきます。余り褒められた点ではないので…。

 当時は度々父と野球観戦に行きました。父から声が掛かるのは東京ドームの巨人戦、生まれも育ちも後楽園の近所であった私は無論大の巨人ファンで
あります。三番サード長嶋に憧れた幼少期、小学生の頃には当時の後楽園球場の電光掲示板に何れ自分の名前が点灯しアナウンスされることを固く信じておりました。今でも巨人軍はオラが街の野球チームだと思っています。

 毎回待ち合わせは仕事都合次第で客席にてと、チケットを事前に預かりその日も予定を終えてドームに向かいました。開始時間には少々遅れそうで、早く観たい私はドーム近くに車を停め走り急ぎました。観戦に出掛けた試合ではまず負けることはほぼなかった故、「急いで観てあげなくちゃ」という親心みたいなもの…笑笑

 直ぐに提示出来るようポケットのチケットに手を掛けながら入り口ゲートに至る階段を駆け上がり、登り切ったその時、私の目に飛び込んで来たのはその正面奥に立つ、横三人並んで立った男性たちでした。見た目明らかに堅気とは思えないその雰囲気を瞬間的に察知はしましたが、何故か何となく彼等の表情を見てしまい、彼等三人も間違いなく私一人に注目しておりました。

 最近のことは知り得ませんが、少なくともその当時迄は野球場やコンサート会場に行くと、その付近一帯に〝ダフ屋〟さんと呼ばれる、所謂一見怖いオジさんたちが多勢おりました。ご周知かとは思いますが、あのチケットを売ったり買ったりする方々です。まあ…その御三方も間違いなくそういった筋の関係者であったことでしょう。試合も始まり一息ついた所だったのかと思います。

 すると次の瞬間、その御三方がハッとした様子になり(一瞬のことですがそんな風に感じました)一斉に
「お疲れ様です!」…実際にはそんなハッキリとした発音ではなく例の崩した感じで…とこちらにお辞儀をしたのです。驚くも何も訳の分からない私は無意識の内、何せ急いでいた故咄嗟に「オッ!」と小声で言いながら、あの角さんポーズをして御三方にお返ししました。

故 田中角栄 元総理大臣

後のことは知りません。可笑しく感じながらも兎に角急いでドームに入場しました。

 既に席にいた父にそのことを話すと
「どうせお前だって堅気じゃないだろ。同じ匂いがしたんだよ。」
と嫌味を言われたので、
「こんな上品なヤ○ザ者いないでしょ? 何たってお堅い家柄でお育ちがいいからね!」
と言い返してやりますと父は苦笑。

 しかし誰と勘違いされたのかは勿論今だに不明です。しかも三人共に見間違う程、私にそっくりな人物がいるということでしょう。不思議な体験をしました。

改めてもう一つ別件②を近々書きます。

その共通点にご注目下さい。

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