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元作詞家の「ご存知定番・夏(懐)メロ洋楽」夏…その3
♬ Making Love Out of Nothing At All(渚の誓い)
Air Supply
我々世代、80年代夏のイメージ・アーティストと言えば暗黙の内に「Air Supply」と答えるのかもしれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1691488478405-Ez8rIXO7EU.jpg?width=800)
主に80年代、多くの全米ヒットを放ったオーストラリア出身のデュオであります。75年に母国での活動を開始、80年には世界進出を果たし「♬ Lost in Love」を大ヒットさせました。
写真(右)ラッセル・ヒッチコックの美しい高音ヴォーカルですが、日本のアーティストにも何方かそんな唄声の方がいらした様な…
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そうです。「クリスタルキング」の田中昌之氏ですね。
私は彼等を日本の「エア・サプライ」と勝手に解釈しておりましたが、実は「クリスタルキング」がツイン・ヴォーカルのスタイルで実質スタートしたのが1975年。当に「エア・サプライ」の活動開始時期とピッタリ重なるのです。
これは単なる偶然?…でしょう、はい。
そして取り挙げました楽曲は83年リリースの大ヒット曲「♬ Making Love Out of Nothing At All(渚の誓い)」です。
![](https://assets.st-note.com/img/1691492426913-3NTY41PAUA.jpg)
アメリカのビルボード・チャートに於いては3週に渡って2位を獲得した当楽曲ですが、邦題として付けられたタイトルが「渚の誓い」…ところがです。
何方が付けたタイトルかは存じませんが、歌詞には「渚」に相応しい海も波も潮風も一切出て参りません。
無償の愛に溢れた相手の女性を思い慕う内容ですが何故「渚の誓い」なのか?
差し当たり推測するならば、やはりこれは先にも述べました
エア・サプライ → 夏 → 海 → 渚 → 愛
といったイメージのみから来た命名としか考えられません。謎であります。
ラッセルの心地良い高音ヴォーカルに是非ご注目下さい。
ご覧頂き有難う御座います🙇♂️
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