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楽しい育児の方法

それは


細かい事は気にしなーーーい!

です。

私は20歳の時に出産したので、見た目も中身もまぁ若かった!
HR/HM(ハードロック、ヘビーメタル)好きなので、服装も網タイツに革スカート、マーチンに革ジャンと まぁ目立つ格好をしていたわけです。

時には全く知らないおばちゃんに「子供殺すんじゃないよ!!」と言われた事もあります。

当時は虐待死などのニュースが盛んに放送され、ネットでは若いママを叩く風習がありました。

10年以上前の話なので、今のようにベビーカーを公共交通機関で畳まずに乗るなんて事をしたら周りの目が痛い痛い・・・・
イクメンなんて言葉もなく、子育ては母親の仕事だって事が当たり前という雰囲気でした。

・・・とここまで書いたのですが、これは本当でしょうか?
いや、本当にあった出来事ではあるのですが、そんな事ばかりではありませんでした。

革ジャンを着て子供を抱っこしてると、「最高にかっこいいママじゃん」と言われた事もあります。
若いママだからと子供が可哀想なんて言われた事はありません。
保育園の先生には「娘ちゃんはいつも笑顔でご機嫌だねー、きっとママの育て方がいいんだねー」と言われた事もあります。

ベビーカーで階段を降りようとしていたら、後ろから颯爽と「ベビーカー持ちますよ!」と持って降りてくれた方もいます。
ベビーカーを持ってうっかり満員電車に乗ってしまって、もちろん畳んで乗ったんですが「何でこんな混んでる時に子供連れてベビーカー持って電車乗るんだよ💢」って言われた時も、「しょうがないじゃんねー、気にしなくていいよ」と優しく言ってくれた方もいます。

パパも普通に子育てしてました。

今思い返すと、私に優しくしてくれた方、勇気付けるような言葉をかけてくれる方の方が圧倒的に多かったです。

なのに、当時は嫌な事を言われた事ばかり気にしていました。

きっとこう思われるんじゃないか

物事を悪い方に捉えて、今でもそう思う時もあります。
ですが、だいたい気にしすぎです。

そんな事言われても、気にしちゃう・・・って思いますよね。
私もそうです。
でも、伝えたいんです。
他人の言う事は全てが正しいわけじゃないから。

他人の言う事の全ては気にしないで

34年も生きてると、多少は気付く事もあるんです。
人ってたまに自分の事を他人に言う事があるって。

もちろん、私の事を考えて色々伝えてくれる人もいます。そんな方には感謝しかありません。大人になってからっていうと、自分の悪い部分を指摘してくれる人はほぼいなくなりますから。

でも、言われた側じゃなくて言った側の問題だって事も多々あるので、その言葉を受け入れるか入れないかは自分で選択しましょう。

きっと今すぐにそれをするのは無理だって人もいると思うんです。私もずっと無理でした。何年もかけて、何冊も本を読んで、色んな人に出会って、少し変わる事が出来ました。スピリチュアルなものにすがっていた事もあります。あんなに宗教にハマってる両親が嫌だったのに・・・(笑)
急に変な水晶売り出さないので安心してくださいね(笑)
でも、色んな経験を経て少しだけメンタルが図太くなった気がします。

今でも自分の事が信じられない事もあるし、他人の言葉の方が合ってるんだって思ってしまう時もあるんだけど、結構すぐに忘れていまいます。

あれ?もしかして老化かな・・・(笑)

完璧にやろうとしない

新米ママは、色んな雑誌よんで、ネットで色んな情報に触れて「あれもやった方がいい」「これもやらなきゃ」って思う方もいると思うんです。

私も、妊娠中には毎朝モーツァルトを聴かせ、ご飯は全て出汁を取り、塩分は1日6kg以下にしなきゃいけないからと毎日計って塩を使っていました。
子供を育てる時は、インスタントじゃなくて手作りのものを、子供に食べさせるものは昆布と鰹節で出汁を取る、3歳までは必ず一緒にいなきゃいけない、と自分で自分の首をぐいぐい締めていました。

一番は「若いママだからといって子育てが出来ないと思われてはいけない」

これが私の中では一番大きい思い込みでした。
とにかく、しっかりしなくては、子供が可哀想って思われないようにしなくては、とずっと気を張っていました。

でも、それって子供も見てないし自分自身も見ていないんですよね。
もう二度と会わない他人、とか顔も見た事もないネットの人に「ちゃんとしてる」って思われても何の徳にもならないです。

だったら、もっと自分と子供の事をを良くみて、自分と子供にとって良い方を選択してください。

特に重要なのは自分の事です。

とにかく、どうしたら笑っていられるか、どうやったら楽に生きられるのかをよーくよーく考えてください。
自分には出来ない事もよーくよーく考えてみて下さい。
他人の言葉に惑わされないで、自分を満たしてあげてください。

ちょっとぐらい子供が食べなくても大丈夫です、食べたくなったら食べます。少しぐらい夜寝なくても大丈夫です、眠くなったら寝ます。

泣いている時も全部構わなくて大丈夫です。
ご近所の迷惑になる時もあるかもしれませんが、ママは何で泣いてるかわかると思います。

全てをコントロールしなくても大丈夫です。

私はふと、そう思って今まで完璧にしなければと思っていた事を辞めました。

寝かしつけの時は絵本を読んであげた方がいい、とネットに書いてあったので寝る時に本を読んでたのですが、楽しそうで全く寝ませんでした。
なので、私も横になって特に構わない事にしました。
そうすると、今まで全く寝なかったのにすんなり寝る事!!

これは一例なのでお子さんによってポイントは違うと思いますが、今までネットで見たからやらなくちゃ!って思ってた事は、本当にやってあげたい事ですか?辛くないですか?

一度、自分に聞いてみてください。

子供と一緒にママも成長する

これは良く言われる事ですが、産まれたばかりの子供に出来る事が少ないように、ママも最初から全て完璧にこなせるわけじゃありません。
私は頑張ってやろうとしていましたが、今は全く向いていないなと思っています。宿題も、教える事は苦手で自分で解いちゃうし、運動は何となく苦労せずに出来ちゃってたので、縄跳びも水泳も鉄棒も自転車も、何で出来ないのかわからないので教えられないんです。

全て今の彼に任せました(笑)

その替り、保育園の時に明日の持ち物を準備するために表を作ったり、部活で使う楽譜を音楽聴きながら一緒に追っていったり、娘と私の大好きなTWICEの情報を仕入れたり、そういう事は得意なので一緒にやっています。

本当に水泳は何で浮かないのか全くわからないし、縄跳びなんて飛べば出来るじゃん、練習あるのみだよとしか言えないんです。
なので全て諦めました(笑)

自分の向き不向きを明確にして、諦める気持ちも少し持ってみてください。

そうすると少し肩の荷が降ります。

決めるのは他人ではなく自分

自分の気持ちに正直になってください。
出来ない事があるのは当然です。

たまに、家事育児を完璧にこなす方もいますが、きっとその方にも出来ない事があるはずです。

その出来ない事があなたの特技かもしれません。
世の中はそうやって足りないものを補り合って回ってるんだなぁと今は思います。

今、そう思えない人も抜け出したいと自分が思うなら抜け出す事が出来るはずです。

自分の事を良く知って、出来る事を出来る人が出来るだけやればいいのです。他人の言葉は参考にしつつも、受け入れるか受け入れないかは自分で決めてください。

今苦しい思いをしているあなたも、このブログを読んでくれているのであれば何とかしたいと思っているはず。

そんなあなたは大丈夫、いつか抜け出せる日が来ます。



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