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ドイツ イトシュタインとエーベルバッハ修道院

薔薇祭りを楽しんだ翌日、帰路につきながら寄れる街に行こう!という事で、イトシュタインという街へ寄りました。
日曜の朝、まだ人気の少ない街を歩き地元の人に混じってパン屋で朝食。

ドイツらしい、伝統的な木組みの家並みが有名なイトシュタインの中でも最も有名?な、この歪んだ家。
パン屋さんのすぐそばにありました。写真を撮るときも違和感がすごい歪みっぷり(笑)

イトシュタインには長居せず、この辺を見て次の目的地、エーベルバッハへ。

山の上にあるこのエーベルバッハ修道院は12世紀頃に造られ、当時は修道院がお酒造りと関係のある施設でもあったことから今でもワイン醸造で有名なのだそう。
修道院の役目は終わっていますが、ワインに関しては現役です。

敷地は広大です。
庭を抜けたら、チケットオフィスで見学料を支払い内部に入ります。

修繕や改築などで取らざるを得なかったステンドグラスやスタチュー、柱などを展示してあり、タイミングが良ければ学芸員さん?から話が聞けます。
建設当時は窓はあるけど窓ガラスがなく、寒い季節はタペストリーなどをカーテンにしてしのいだ、とか(そのタペストリー?も展示してある)
敷地にある池から発見された像とか、軽く博物館。

棟を移動すると、今度はワイン醸造に関する道具の展示やセラーが見れます。木造の大きな圧搾機がたくさんあって、ワイン造りも重労働だったんだな…と。
ここはほかの場所より湿度があり、そしてひんやりして肌寒いくらいでした。
実際に樽を寝かせるのに使用しているエリアもあるようで、そこには立ち入れませんでしたがズラっと並んでる様子が見えました。

ショップでワインやその他お土産を物色したら、併設のレストランでランチ。
ワインももちろんありますが、ハンドルキーパーに配慮してレモネードです。

メインは確か無難にシュパーゲル(白アスパラ)とシュニッツェルにして、デザートは美味しいと聞いたアプフェル シュトゥーデル(アップルパイに近いリンゴのデザート)に。
たしかに繊細で美味しかったです。

ちなみに、このエーベルバッハ修道院は「薔薇の名前」のロケ地だったり、エーベルバッハの街が「エロイカより愛を込めて」ファンの巡礼地だったり(その漫画の登場人物エーベルバッハ少佐由縁) 実は意外なところでも有名な様です。

わかるよ、巡礼の旅、楽しいよね…!!
という訳で、今回のドイツ旅はこれでおしまお。
また明日は違うところを紹介しますね。

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