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レオナルドダヴィンチ展 Feb.2020 パリ・ルーヴル美術館

レオナルドダヴィンチ没後500年を記念して開催されたこの企画展、会期終盤の2月半ばに行ってきました。
できればウィトルウィウス的人体図が公開されていた前半に行きたかった…けど、行けただけヨシとしましょう。
ちなみにこの頃はイタリアでコロナウィルスによるパンデミックが起こり、空港が閉鎖される直前でした。この後すぐにヨーロッパ各地で感染が爆発、そして新型コロナウィルスが発生して初のロックダウンという流れになります。

世界の美術館などに散らばるレオナルドと、その工房の弟子達の作品を集めたこの企画展は、キュレーターが10年近くかけて実現したものだそうです。
特にヴェネツィアにあるウィトルウィウス的人体図を借りるための交渉が非常に難航した…という記事を読んだ覚えがあります。(だから前半のみの限定公開だった)

完成した絵画はもちろんなのですが、スケッチや手記(これは撮影禁止でした)が非常に興味深かったです。
何かで「レオナルドはメモ魔」というのを見たんですが、手のひらサイズの帳面に小さな字でびっしり書き込んでいて、しかもそのメモも鏡写しのように反転して書かれてるんです。
話には聞いていたソレを実際に見て、この人は今の時代に生きていても天才だったに違いないな…と感じました。普通じゃない(褒め言葉)

作品それぞれの蘊蓄やレオナルドの生涯は、きちんとまとめてらっしゃるサイトがたくさんあるので、そちらをご覧ください。

実は数年前にフランスの古城めぐりをした時に、アンボワーズ城に行っていて、その時は「へーここで亡くなったんだ」くらいにしか思っていませんでした。ちゃんと礼拝堂も見ればよかった…と後悔。

スケッチというより手慰みな落書きに近いこんな絵ですら説得力がすごい。まさに神絵師。
帳面も辞書並みに分厚い。展示されてるだけでもそれが何冊もあるんだから、生涯で残した手記は膨大な量になるんだろうな…。手紙もよく書いてたみたいだし。

アメリカ、ロシアはまだ未踏なんですが、西欧やロンドンにあるレオナルド作品は割と見てきたものの、一堂に集まると存在感の圧がすごい。
めちゃくちゃ疲れたのを覚えてます。

これはミラノにある「最後の晩餐」を弟子が模写したもの。
オリジナルは教会の食堂だった部屋にある壁画で、フレスコ画ではなかったり絵画にとって劣悪な環境が故(ナポレオンは壁に穴あけるし!)劣化が激しく非常に見づらいんですが、ほほーこんな感じだったのね!とオリジナルと比較してみると面白い。

余談なんですが、会場内はめっちゃくちゃ混雑していて今じゃ考えられない「密」っぷり。マスクなんてみんなしていないし。
会期最終日にはお茶を振る舞ったりとかなり盛大にやったそうなんですが…今思えば、会場で感染してても全く不思議じゃない状況&タイミングでした。
まあ今まで感染の痕跡はないので、新型コロナヴァージンは守られてるっぽい。これからも守っていこうと思います(笑)


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