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読書とcaféの微妙な関係 / カフェに纏わるエピソード

 カフェで読書、なんてお洒落なんでしょ、一人ゆっくりお茶しながら誰にも邪魔されずゆっくり本を開く至宝のひととき。想像しただけで本好きにはたまらない場所です。

お店側としてもアイドルタイムに優雅に空いているお店で読書している姿はイメージ的にも良いです。

しかし、現実はそうでもありません!午後の昼下がり、おしゃべりを楽しみに来るお客様もいます。お店側としてはその方々も大切なお客様です。カフェはそういう場所でもありますからウエルカムです。

すると読書している人達には途端に居心地の悪い場所になります。
又、おしゃべりに来た人達も人達で隣の人に盗み聞きされてないか微妙に気にしながらおしゃべりをしています。結局両方のお客様に感じる気になり感は同じなんですね。

すると店を出た後、あの店狭いから読書ゆっくり出来ない、あの店隣との距離が近いから存分に話せないとか評価されちゃいます。

読書家にとっての理想のカフェは一人でのんびり行きたい場所で、静かにジャズが流れ、読書に集中出来て誰も喋らない世界なんでしょう。そして美味しいお菓子と飲み物があれば最高なわけです。欲を言えば高い天井とかね。

おしゃべりしたい人達にはブース席があれば隣と距離も保たれ話を聞かれ難いと言うことで使いやすいでしょう。又は広々とした空間に詰め過ぎずに配置された席があるお店(ホテルのラウンジのような)も理想的でしょう。

小さなカフェではどちらの要望にも答えられていません。きっとホテルのラウンジが両方のニーズを満たす理想的な場所なのでしょう。でも近所にそんなホテルもないしお茶代も高いので頻繁には行けませんね。

でも、我々の様な小規模のお店でもラッキーな日があったりします。それは雨の日です。雨の日のアイドルタイムは優雅な時間が流れます。窓を流れる滴がいい感じ、そんな日はビル・エバンスでも流しましょう。雨の日にカフェを訪れる是非体験してみてください。場合によってはお気に入りのお店を独占できますよ。
そしてニューヨークが生んだ伝説の写真家 ソール・ライターの写真ような世界が広がるかもしれませんよ。

まぁ〜居心地の良い場所とは人それぞれ違います。TPOに合わせて使い分けてください。

私も気分を変えて何処かで読書したいと思った時、藤沢エリアで思いつくのは藤沢南口のベローチェ、辻堂のコメダ、星乃珈琲、珈琲館、湘南テラスモールのテラステーブルだったり、T-SITEのソファやデニーズのような広い空間があるところです(全部ある程度広さが確保出来ているチェーン店)。東京だったら神保町辺りの喫茶店だったり、ルノアールだったりするのかな。

皆さんはどういう所で読書してるんでしょうか?おすすめの場所があったらコメント欄にメッセージ残してくださいね。

ここ2年ばかりはコロナの影響もあり自宅で読書することが多かったが、これからは公園やカフェも気分転換に使っていこうと思う。そして、傘を差してお気に入りのカフェを訪れてみよう。もしかするとお店のオーナーと楽しい会話が出来るかもしれませんよ。

今はブックカフェと言うのもあり、読書家にも優しい居心地の良いお店も増えている様ですね。今度行ってみたいと思います。

又そのうちは電子ブックと紙の本について書きます。

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